屋久翁【ヤクオキナ】(林木)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9020号 |
登録年月日 | 2001年 3月 28日 | |
農林水産植物の種類 | すぎ | |
登録品種の名称及びその読み | 屋久翁 よみ:ヤクオキナ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人林木育種センター | |
品種登録者の住所 | 茨城県多賀郡十王町大字伊師3809番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 宮田増男、園田一夫、羽野幹雄、力益實、大久保哲哉 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、屋久島内に自生する天然木から採穂し育成されたものであり、単幹状で幼齢木の樹冠形が円錐体で枝が太い緑化樹向きの品種である。樹形は単幹状、幼齢木の樹冠形は円錐体、幹の通直性は根元曲り、真円性は正円である。枝の太さは太、長さは長、枝角は中、枝付き密度はかなり密である。葉身の長さは短、標準枝葉の長さはやや短、針葉着生密度は密、夏葉の色は暗緑、冬葉の色は銀緑、葉の刺感は強、葉の触感は剛、葉の曲りは接線、着生角度は大、葉のねじれは無である。「ヤクチャボ」と比較して、樹形が単幹状であること、枝が長いこと等で、「メアサ」と比較して、枝が太いこと、葉身が短いこと、針葉着生密度が高いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年までに鹿児島県熊毛郡屋久町内に自生する天然木から穂を収集し、出願者のほ場(熊本県菊池郡西合志町)において、増殖を行いながら特性調査を継続し選抜、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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