大久保哲哉とは? わかりやすく解説

大久保哲哉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/05 08:12 UTC 版)

大久保 哲哉
名前
愛称 ジャンボ
カタカナ オオクボ テツヤ
ラテン文字 OKUBO Tetsuya
基本情報
国籍 日本
生年月日 (1980-03-09) 1980年3月9日(44歳)
出身地 神奈川県横須賀市
身長 190cm
体重 81kg
選手情報
在籍チーム FIFTY CLUB
ポジション FW
背番号 39
利き足 右足
ユース
横須賀高校
駒澤大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2003-2004 横浜FC 37 (4)
2005-2006 佐川急便東京SC 55 (35)
2007-2008 柏レイソル 2 (0)
2008 アビスパ福岡 (loan) 41 (14)
2009-2010 アビスパ福岡 84 (25)
2011 モンテディオ山形 20 (4)
2012-2017 横浜FC 172 (42)
2014 栃木SC (loan) 36 (9)
2018 ザスパクサツ群馬 20 (1)
2019- FIFTY CLUB
通算 467 (134)
1. 国内リーグ戦に限る。2019年3月15日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

大久保 哲哉(おおくぼ てつや、1980年3月9日 - )は、日本のサッカーの指導者。サッカー選手。ポジションはフォワード(FW)

来歴

小学生より学区のクラブでサッカーを始め、中学・高校・大学と学校の部活一筋でプレー。また、短い期間ながらも、ジャニーズ事務所に在籍していた[1]。大学の時にはジュニアリーグの得点王等も獲得。

2002年に横浜FCの練習生となり、トヨタカップで来日したオリンピアとの練習試合でゴールを決めるなど活躍し、翌年に横浜FCとプロ契約を結ぶ。同クラブには2年在籍し、2005年からJFLの佐川急便東京に移籍すると、その能力が完全開花。2006年にはJFL得点王とベストイレブンを獲得。

この成績が認められ、2007年柏レイソルに移籍しJ1リーグ戦初出場を果たす。

2008年からはアビスパ福岡期限付き移籍し、2009年から完全移籍となったが、2010年戦力外通告を受けた。

2011年モンテディオ山形に完全移籍したが、同年限りで戦力外通告を受けた。

2012年より横浜FCへ完全移籍。8年ぶりの復帰となった。

2014年に1年間栃木SCへ期限付き移籍し[2]、横浜FCに復帰。

2015年シーズン、第17節FC岐阜戦で自身初、そして日本人最年長(35歳3ヶ月、当時)でのハットトリックを達成した[3]。最終的にシーズンリーグ戦全42試合に出場し、チーム最多となる7得点を挙げた[4]

2017年3月25日、第5節の徳島ヴォルティス戦で史上9人目となるJ2通算350試合を達成した[5]。2017年シーズン終了後に横浜FCから契約満了になり退団。 同年12月にはJリーグ合同トライアウトに出場した[6]

2018年、ザスパクサツ群馬へ完全移籍[7]。シーズン終了後、契約満了により退団[8]。同年12月12日、フクダ電子アリーナで行われたJリーグ合同トライアウトに出場した[9]

2019年3月6日、三浦学苑とテクニカルアドバイザーとして契約しサッカー部の育成・指導に携わる。

2019年3月15日、FIFTY CLUBへ加入すると発表された[10]。 2019年シーズン、18試合18得点で神奈川県社会人サッカーリーグ1部得点王。2020年シーズンは8試合9得点で2年連続得点王。2021年シーズンは8得点で得点ランク2位。2022年シーズンも6得点で得点ランク2位と結果を残した。なお、所属している間にチームは3回、関東2部昇格を目指す関東社会人サッカー大会に出場している[11] が、いずれも敗退して昇格は果たせていない。

2019年11月23日、A級ライセンス取得。

2020年より一般財団法人「シティーサポートよこすか」のアドバイザーに就任し、地元の中高生の授業や部活で講義や指導を行う活動を始める。

人物・エピソード

  • 190cmの長身とそれを生かした大胆なプレースタイル、それと大久保という名字から、周囲からは「ジャンボ」の愛称で親しまれる。
  • スマートフォンを所持しておらず、横浜FCの選手間LINEのグループに1人だけ加入していない[12]

所属クラブ

ユース経歴
プロ経歴

個人成績

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 リーグ杯 天皇杯 期間通算
2003 横浜FC 20 J2 20 3 - 1 0 21 3
2004 17 1 - 0 0 17 1
2005 佐川東京 28 JFL 23 9 - 3 3 26 12
2006 9 32 26 - - 32 26
2007 19 J1 2 0 0 0 0 0 2 0
2008 福岡 J2 41 14 - 1 0 42 14
2009 48 16 - 1 0 49 16
2010 36 9 - 4 1 40 10
2011 山形 18 J1 20 4 1 0 1 0 22 4
2012 横浜FC 39 J2 42 12 - 2 0 44 12
2013 27 12 - 1 0 28 12
2014 栃木 36 9 - 1 0 37 9
2015 横浜FC 42 7 - 2 0 44 7
2016 39 6 - 3 1 42 7
2017 22 5 - 1 0 23 5
2018 群馬 J3 20 1 - 2 0 22 1
2019 FIFTY 神奈川県1部 18 18 - - 18 18
2020 8 9 - - 8 9
2021 8 - - 8
2022 6 - - 6
2023 - -
通算 日本 J1 22 4 1 0 1 0 24 4
日本 J2 370 94 - 17 2 387 96
日本 J3 20 1 - 3 0 23 1
日本 JFL 55 35 - 3 3 58 38
日本 神奈川県1部 26 28 - - 26 28
総通算 493 161 1 0 24 5 518 166
その他の公式戦
  • 2012年
  • 2019年
    • 第53回関東社会人サッカー大会 1試合0得点
    • 第39回県社会人サッカー選手権 4試合3得点
出場歴

個人タイトル

得点王

脚注

  1. ^ 元ジャニーズと知って驚く有名人ランキング”. gooランキング. 2023年4月3日閲覧。
  2. ^ 大久保哲哉選手 期限付き移籍加入のお知らせ”. 栃木SC (2013年1月13日). 2014年1月13日閲覧。
  3. ^ 【横浜C】大久保、初ハット!J2日本人最年長記録 スポーツ報知 2015.6.6
  4. ^ 横浜FC、J2全試合出場&チーム最多得点の35歳FW大久保と契約更新 講談社ゲキサカ 2015.12.31
  5. ^ 2017明治安田生命J2リーグ 第5節 大久保 哲哉 選手(横浜FC)J2通算350試合出場達成”. Jリーグ.jp (2017年3月25日). 2018年9月7日閲覧。
  6. ^ 【一覧リスト】2017「Jリーグトライアウト」に107人参加 FW21人、MF40人、DF34人、GK12人に”. football-zone (2017年). 2022年12月12日閲覧。
  7. ^ 大久保 哲哉選手 横浜FCより完全移籍加入のお知らせ”. ザスパクサツ群馬 (2017年12月25日). 2017年12月25日閲覧。
  8. ^ 契約満了選手のお知らせ”. ザスパクサツ群馬 (2018年12月7日). 2018年12月12日閲覧。
  9. ^ 2018 JPFAトライアウト”. sportsnavi (2018年12月12日). 2022年12月3日閲覧。
  10. ^ 大久保哲哉選手 FIFTY CLUBへ移籍先決定のお知らせ』(プレスリリース)ザスパクサツ群馬、2019年3月15日http://www.thespa.co.jp/thespa/club_newsinfo/news/newsdesc.cgi?newsid=20190315022019年3月15日閲覧 
  11. ^ “ジャンボ”大久保哲哉、三度目の正直で「関東2部昇格」へ 地域リーグでクラブの歴史つくる”. 日刊スポーツ (2022年12月8日). 2022年12月14日閲覧。
  12. ^ エル・ゴラッソJリーグプレーヤーズガイド2017(スクワッド)、p157

関連項目

外部リンク






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