マルタの家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 15:21 UTC 版)
エリザ 『第1部』第4巻/第62話より登場。マルタとラケルの姉。洗礼名は不明。リスボンの大学で学んだ植物学の専門家。結婚し、イギリスのロンドンに住む傍ら、同国の植物園に勤務している。右目の下に泣きぼくろがある。 大学を卒業してもポルトガルへ帰らない妹を心配して台湾の学会のついでに来日。当初は帰国を促すものの、隣人や街の人々に愛され、充実した毎日を送っている妹の様子を見て、「価値ある日々を過ごしている」、「マルタらしい贅沢な日々を過ごしている」と考えを変える。母への連絡を欠かさないことを言いつけ、後の選択は妹に任せてイギリスへ戻った。好物は日本語で「キツツキ」を意味する牛肉料理「ピカパウ」。 ラケル 『第2部』第2巻/第25話より登場。マルタとエリザの妹。洗礼名は不明。大学生だが、両親の許可を得た上で休学し、ワーキング・ホリデーを利用して来日。マルタの自宅に一緒に住むことになる。 日本のサブカルチャーに興味があり、当初の来日の目的もアニメを観たり、秋葉原へ行くことだった(しかし、マルタの自宅にはテレビがなく、当然アニメを見られなかった)。日本国内にはアニメや漫画の舞台となった観光名所が多いことを知り、日本で働いて金を貯め、好きなアニメの舞台を巡ることを決意する。肝心の勤め先を探しているところ、マルタが、以前訪れた神保町のポルトガル菓子店「DOCE ESPIGA(ドース イスピーガ)」がちょうどポルトガル人スタッフを募集していることを思い出し、ラケルを紹介した。 マルタ以上にマイペースな性格で、しばしばマルタを振り回す。マルタとは違い、日本語を話せない。また、姉であるマルタやエリザのことを呼び捨てで呼ぶ。
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