マルタとマリアのいえのキリスト〔‐と‐のいへの‐〕【マルタとマリアの家のキリスト】
マルタとマリアの家のキリスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 18:43 UTC 版)
「フェルメールの作品」の記事における「マルタとマリアの家のキリスト」の解説
制作年代:1654年 - 1655年頃 技法:カンヴァス、油彩 サイズ:158.5×141.5cm 所蔵:スコットランド国立美術館(スコットランド、エディンバラ) 来歴:スコットランドの実業家ウィリアム・アラン・コーツが1901年に購入。彼の死後、スコットランド国立絵画館に遺贈。 現存するフェルメール作品のうち、サイズの点では最大のもの。画題は『ルカによる福音書』10章のエピソードに基づく。キリストはマルタとマリアという姉妹の家に招待された。マルタはキリストをもてなすため忙しく働いている。一方で、マリアは座り込んだままキリストの言葉に耳を傾け、働こうとしない。マリアをなじるマルタに対してキリストはこう言った「マルタ、マルタ。あなたは多くのことに心を配り、思いわずらっている。しかし、大切なことは1つしかない。そしてマリアは良い方の選択をしたのだ」。マリアの頬に手を当てるポーズは図像学的にはメランコリーを意味し、マリアが裸足であるのはキリストへの謙譲を意味する。 詳細は「マルタとマリアの家のキリスト」を参照
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