マウンテンガリバー5号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 22:55 UTC 版)
「ウルトラマンダイナの登場怪獣」の記事における「マウンテンガリバー5号」の解説
第42話「うたかたの空夢」に登場。 火星マリネリス基地で開発部のホリイ・マサミ博士が「こんなこともあろうかと思って」開発した巨大人型ロボット兵器。ギアはオートマかつマルチハンド方式で、人間が乗って操縦するが、設計ミスでコクピットが小さく、小柄な人物しか乗れないため一番背の低かったマイが操縦することになる。火星の物質スペシウムを含んだスペシウム砲の試作品を装備しており、その威力は絶大だが、3発しか撃てない上に、隕石迎撃には射程が短すぎて使えない。それ以外の武装はホリイの台詞によると「今日はない」。ただし、殴るだけでもレギュラン円盤群を破壊する程度の戦闘能力はあり、その光景を見たホリイは開発者でありながらのんきに感心する。ヅウォーカァ将軍の攻撃に対して出撃し、スペシウム砲で小惑星を左端から順に一掃するが、レギュラン円盤群の攻撃でスペシウム砲を破壊され撤退する羽目になる。その後、火星に落下しようとしている巨大隕石を止めるために、押し返そうとしているダイナに協力する。隕石のあまりの大きさに疲れ果てたダイナを激励するが、そこでアスカは夢から覚める。レギュラン星人ヅウォーカァ将軍共々アスカの夢の中だけの登場である。 発進方法はスキージャンプ方式で、分析モニターの表示は巨大隕石を指して「たぶん10キロメートルくらい」と出すなど非常に適当。型式番号はMG-0005-RX、機体番号はへ-0001号。 コクピットに表記されている起動の日付が4月1日(=エイプリルフール)である。 スーツアクター:三宅敏夫 デザインは丸山浩による。MG5の通称は『帰ってきたウルトラマン』主演の団次郎が出演していたCMの男性化粧品の名前が由来。足の市松模様もMG5の容器のパッケージ模様をイメージしたもの。 マウンテンガリバーとは、『ウルトラマンティガ』第2話で光の巨人(ティガ)の名前としてムナカタ副隊長が提案した没案である。
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