マウレタニア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/30 06:48 UTC 版)
マウレタニア(Mauretania)は、古代の北アフリカの地中海沿岸に独立したベルベル人のマウリ部族の王国。西アルジェリア、北モロッコ、ジブラルタルを含む広大な地域を支配。その後はローマ帝国の支配下に入って、王国の歴史は閉じることとなる。この国に因み、ムーア人の呼称が生まれ、ムーア人が支配するモーリタニアはマウレタニアの後継を称して国号が付けられたが、ムーア人支配層以外には民族的な繋がりがなく、地理的には何の関係もない。マウリ人はギリシャ語の黒 mauros に由来すると示唆されている[1]。
- ^ Thomas F. Glick, Islamic And Christian Spain in the Early Middle Ages
- ^ C. Michael Hogan, Chellah, The Megalithic Portal, ed. Andy Burnham
- ^ Cyprian (circa 255 AD) De idolorum vanitate
- 1 マウレタニアとは
- 2 マウレタニアの概要
- 3 ローマ領マウレタニア
- 4 関連項目
固有名詞の分類
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