MIVEC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/27 06:50 UTC 版)
MIVEC(マイベック、Mitsubishi Intelligent&Innovative Valve timing&lift Electronic Control system:ミツビシ・インテリジェント&イノヴェイティヴ・バルブタイミング&リフト・エレトクロニック・コントロール・システム)は、三菱自動車工業が開発した可変バルブタイミング・リフト機構の総称名である。
注釈
- ^ 位相が不変の場合、例えば低リフト時に上死点で開弁する設定にすると高リフト時は開弁時期が上死点より早くなりオーバーラップが過大、閉弁も理想的な時期より早くなってしまう。逆に高リフト時に上死点で開弁する設定とすると低リフト時では吸気工程の中間位置で開閉が行うわれる形となり、出力特性的に好ましくない。
- ^ フィアットのマルチエアはSOHCの連続可変リフトではあるが、油圧を介するシステムであるため、カムプロフィールのリフト部分の範囲で開弁時期を自由に設定できる。このためカムシャフトの位相変化は必要としない。
- ^ SOHCでカム位相可変機構を採用したものとしてはフォードのモジュラーV8などがある。
- ^ 派生車種のミラージュディンゴ以来となる。
出典
- 1 MIVECとは
- 2 MIVECの概要
- 3 採用状況
- 4 脚注
- MIVECのページへのリンク