プロモーション・反響
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「メガドライブ ミニ」の記事における「プロモーション・反響」の解説
2018年4月14日に開催されたセガフェス2018にて、第一報がなされた。当時「メガドライブ ミニ」という名称は仮称で、2019年の続報発表時にそのまま正式な名称となった。当初は同年内のリリースを予定していたが、反響がセガの予想を越えて大きく、海外からの要望にも適切に応える必要が生じてきたため、2018年9月、2019年に販売時期を延期すると発表して、当初の仕様も白紙に戻して一から再設計した。 発売前のYouTubeなどで公開されているプロモーション映像では、メガドライブのCMに起用されたいとうせいこうがナレーションを担当した。 本機発売日には、重度のセガマニアであるユーチューバーが登場して頻繁にセガネタが扱われるウェブ連載漫画『異世界おじさん』(KADOKAWA)でセガと公式にコラボした、収録ソフトを熱く紹介する特別編を公開した。また、日本では発売時期が平成から令和への改元の時期にあたっていたため、「令和最初の新(ゲーム)ハード」というセールスコピーが使われた。 本機発売後の2019年12月に開催された、その年にユーザーから最も支持された製品を選出する「価格.comプロダクトアワード2019」では、ゲーム機本体部門にてメガドライブミニがPlayStation 4 Pro、Nintendo Switch Liteを抑えて金賞を獲得。また、ゲーム部門全体での大賞も獲得した。 また、2019年12月12日に関連商品として、ウェーブマスターからメガドライブミニのメニューミュージックや、メガドライブミニ収録タイトルのうち8作品の楽曲のアレンジバージョンなどが収められた音楽CD『Mega Drive Mini -Celebration Album-』 が発売された。 こうして、初めてメガドライブに触れる人向けの定番から、メガドライブをいまなお愛している根強いファンを唸らせるような作品まで、どのようなタイプのユーザーも概ね満足させるような収録タイトルのラインアップが好評だったことや、相応の売り上げ、特に北米や欧州では日本の何倍も売れたことなど、メガドライブミニのプロジェクトは成功を遂げた。 当初は「先のことを考えた出し惜しみはしない」という製作方針によりメガドライブミニの続編にあたる商品は全く構想されていなかったが、発売後の開発スタッフへのインタビューでは「5年後、10年後に“真・メガドライブミニ”というハードを作るかも知れない」「チャンスがあればまたやりたい」という発言があった。セガの内部方針としても、本機の成功を受けてミニハードなどの企画が今後も中期的に企画されることになり、2022年には本機に続くプロジェクト第2弾となる「メガドライブ ミニ2」が発表された。
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