プロジェクト設立以前
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「NHK番組発掘プロジェクト」の記事における「プロジェクト設立以前」の解説
1995年 東京放送劇団の役者として活動していた宮田輝の妻・惠美から第16回 - 第20回、第22回の『紅白歌合戦』を提供。当時珍しかったモノクロオープンリールデッキを宮田が1965年に購入し、本人が出演したNHKの番組を夫人が録画していた。この他にも『思い出のメロディー』約30回分、『今日は皆さん』『趣味の手帳』『三つの歌』なども提供されている。 2009年4月 八王子市在住の視聴者から石川さゆり出演番組(1989年 - 1994年頃までのBS番組)10本を提供。 2009年8月 「草燃える」を当時担当していた演出の大原誠、元ディレクターの伊豫田静弘などから提供。その後、北海道在住の視聴者から18回分が発掘されるも、一部欠落や大きなノイズ、乱れ、ドロップアウトなどテープの状態が良くないものが多く、引き続きノイズのない綺麗な状態の録画テープを募集を呼び掛けることに。その後、時期不明ではあるが全51話分が揃ったことになっており、番組公開ライブラリーで視聴可能になっている。NHKではラジオ番組の募集をFM放送40周年時に実施したことはあるが、テレビ番組映像の提供を呼びかけたのはこれが初めてである。 2009年8月 元NHKラジオ第二放送番組委員の安部直広から録画・録音していたテープ約2万本を川口アーカイブスに提供。借倉庫が取り壊されるため、4チャンネル録音機を含む33台のオープンリールレコーダーと合わせて、合計約300個のダンボール箱を2トン車3回に分け、1日半かけて運送会社によって運び出された。約半年に及ぶテープ内容のリストアップの結果、合計18559本(ラジオ7439本、テレビ11120本)になり、約90000番組を録画していた計算になった。2010年8月9日には、この功績を称えて前橋放送局からコンテンツ目録および感謝状が贈呈された。 2011年春 「樅ノ木は残った」が全52話のうち宮城県柴田町の郷土資料館から51回分がモノクロ映像で提供。第29話のみが欠落しているため、2018年2月時点でほぼ全話が残っている大河ドラマでは最古となっている。
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