プリンセスサマー【プリンセスサマー】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9736号 |
登録年月日 | 2002年 1月 16日 | |
農林水産植物の種類 | グラジオラス | |
登録品種の名称及びその読み | プリンセスサマー よみ:プリンセスサマー |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 1月 18日 | |
品種登録者の名称 | 茨城県 | |
品種登録者の住所 | 茨城県水戸市笠原町978番6 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 佐久間文雄、霞正一、友常秀彦、高津康正、江面浩、雨ヶ谷洋 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「トラベラー」の変異株であり、花はピンク白色、一重で中輪の切花向きの品種である。草姿はⅡ型、草丈及び茎の太さは中、横断面の状態は明瞭な白化である。葉長及び葉幅は中、葉色は緑、葉数は多である。小花の配列は1.5列、花被の配列は混合、一重・八重の区別は一重、内花被片の展開は中間、花の向きは斜向き、大きさ及び花数は中、花穂の形は直立、長さは中、上部外花被片の形は卵形、花被片縁の波打ちの程度は弱、花被の色はピンク白(JHS カラーチャート9701)、条斑の有無、程度並びに分布はⅠ型、ぼかし、覆輪及び絞りは無、花底部の斑の形はⅠ型、赤色・紫色系斑は小、色は鮮紫ピンク(同9204)、白色・黄色系斑は無もしくは微、花底部斑の分布は下部のみ、しょう苞の形はⅠ型、長さ及びアントシアニンによる着色は中、柱頭の向きは横向き、色は桃、葯の色は紫、柱頭の葯との位置関係は上、球茎内部の色は黄、開花期(夏咲き)はやや早生である。「トラベラー」と比較して、内花被片の展開が中間であること、花被の色がピンク白であること等で、「富士の雪」と比較して、花被の色がピンク白であること、しょう苞が短いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に茨城県園芸試験場(現茨城県農業総合センター生物工学研究所(西茨城郡岩間町))において、「トラベラー」の変異株を選抜し、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ひたち1号」であった。 |
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