ブームの背景
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/02 09:48 UTC 版)
ショップジャパンではビリーズブートキャンプのやや後発としてコアリズムの販売を開始していたが、広くその名前が知られ始めたのは女性お笑いコンビクワバタオハラのくわばたりえを起用したメディア戦略からである。また、同時期に販売された同様のダンスダイエットに、「ズンバ」「ヒップホップアブス」などもある。 数年前から日本人女性の間では「習い事ブーム」が起こっており、その流れで「ベリーダンスやフラメンコ、フラダンスがダイエットに効く」等と雑誌・メディアで紹介されてきた。単純・単調な運動であるウォーキング等が流行する一方で「余分な筋肉をつけずに、女性らしいスリムな体になる」という特性を持ち、娯楽と運動を兼ねた習い事であるダンスもまた注目を集めた。これは現代の20~40代の女性の「一挙両得」を好む傾向を端的に表していると言える。 このような流れの中で現れたコアリズムは『ビリーズブートキャンプ』のあまりのハードさに挫折者が続出し始めた時期と知名度の上昇が重なった上、「ダンスエクササイズ」という謳い文句そして女性をターゲットにしていることを全面に押し出すことで話題をさらった。多くの日本人女性の身体的な悩みの最たるものが腹部・下腹部の悩みである中、「ウエストのくびれ」に特化し短期間での効果を約束することで興味を集めることに成功している。 2008年4月8日:クワバタオハラのくわばたりえが記者会見。コアリズムを使用してのウエストサイズ縮小を宣誓する。 2008年5月21日:ヤーナ・クニッツとジュリア・パワーズが来日。 2008年5月23日:くわばたがヤーナ・ジュリアと面会。ウエスト測定後、85cmから65cmのサイズダウンに成功したとして会見を行い、この様子が新聞・インターネットニュースなどで大きく取り上げられ、知名度を急上昇させる。 2008年5月30日:くわばたがTBSの番組『ドリーム・プレス社』に出演。視聴者の口コミからコアリズムは爆発的人気となる。
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