フルーロン
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フルーロン、あるいはフリューロン (英語: fleuron、[ˈflʊərɒn, -ən, ˈflɜːrɒn, -ən][1])とは、タイポグラフィで使用する要素のひとつで、一種の記号である。句読点のように使ったり、植字上の装飾として使用することもある。フルーロンは花や葉を様式的に表現したものである。語源は古フランス語の単語で「花」を指す"floron"である[2]。ロバート・ブリングハーストはThe Elements of Typographic Styleにおいて、この形を「園芸のディングバット」と呼んでいる[3]。printers' flower(「印刷屋の花」の意)、floral heart(「花のハート」の意)、「floret[4]」(フロレット)、あるいはもっと正式な名称としてはイタリア・ルネサンスの印刷屋であるアルドゥス・マヌティウスにちなんで「アルドゥスの葉」(aldus leaf)、ツタあるいはキヅタなどの葉を意味する「ヘデラの葉」、またもっと簡単にヘデラシンボルなどと呼ばれることもある。日本語では「花形装飾活字」などと呼ばれることもある[5]。
- ^ "fleuron". Collins English Dictionary.
- ^ “Fleuron | Define Fleuron at Dictionary.com”. Dictionary.reference.com. 2013年12月24日閲覧。
- ^ Robert Bringhurst, The Elements of Typographic Style, Second edition: Hartley and Marks Publishers, 1996. ISBN 0-88179-132-6
- ^ American Type Founders Company, Specimens of Printing Types (1897), p. 449.
- ^ “卒業制作優秀作品集2013 グラフィックデザイン学科”. 多摩美術大学. 2017年7月23日閲覧。
- ^ “History of Graphic Design: Rare Books Collection: The Pilcrow”. Mikemichelleapril.blogspot.com (2008年9月29日). 2013年12月24日閲覧。
- ^ “Typographic Marks Unknown - @retinart”. Retinart.net. 2013年12月24日閲覧。
- ^ [1] Archived October 29, 2013, at the Wayback Machine.
- 1 フルーロンとは
- 2 フルーロンの概要
- 3 外部リンク
フロレット
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ユリーヌとともに北の森で育った娘。ユリーヌと相思相愛だが、王子として城に迎え入れられたユリーヌを追い、マヌースの口車に乗り、城へやってくるが、マヌースに暴行される。決闘の後、ユリーヌを殺そうとしたマヌースの剣を受けて死ぬ。
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