フレームチェックシーケンスとは? わかりやすく解説

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Frame Check Sequence

(フレームチェックシーケンス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/31 05:22 UTC 版)

frame check sequence(フレームチェックシーケンス、FCS)とは、通信プロトコルフレームエラー検出のために付加されるコードである。フレームは、送信元から送信先にペイロードを送信するために使用される。


  1. ^ (PDF) 802.3-2012 - IEEE Standard for Ethernet, IEEE Standards Association, (2012-12-28), http://standards.ieee.org/findstds/standard/802.3-2012.html 2015年7月5日閲覧。 
  2. ^ Cf: Wendell ODOM, Ccie #1624, Cisco Official Cert Guide, Book 1, Chapter 3: Fundamentals of LANs, Page 74
  3. ^ Frame Relay Glossary”. Cisco Systems (2009年4月30日). 2015年7月5日閲覧。
  4. ^ Computing the Internet Checksum. RFC 1071. https://tools.ietf.org/html/rfc1071. 


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フレームチェックシーケンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 02:42 UTC 版)

イーサネットフレーム」の記事における「フレームチェックシーケンス」の解説

フレームチェックシーケンス (FCS) は、受信側フレーム全体内の破損データ検出可能にする4オクテット巡回冗長検査 (CRC) である。FCSの値は、保護されMACフレームフィールド(送信アドレス宛先アドレス長さ/タイプフィールド、MACクライアントデータ、パディング。つまり、FCS以外の全てのフィールド)の関数として計算される:section 3.2.9。 CRCコードを含む受信フレームデータに対してCRCアルゴリズム実行すると、CRC多項式除算されたデータ剰余であるため、エラーのない受信データに対しては常にゼロになる。ただし、この手法ではエラー検出失敗する可能性があり、末尾ゼロがあるデータも同じゼロ残差になる。これを回避するために、ペイロードデータ最後に付加される前に送信側によってFCS補数取られるビットごとに反転される):section 3.2.9。この方法では、データ正しく受信されたとき、アルゴリズム結果は常に0xC704DD7B(マジックナンバーまたはCRC32剰余呼ばれる)になる。これにより、FCSフィールド実際に開始される所を知らなくても、フレーム受信してFCS検証することができる。

※この「フレームチェックシーケンス」の解説は、「イーサネットフレーム」の解説の一部です。
「フレームチェックシーケンス」を含む「イーサネットフレーム」の記事については、「イーサネットフレーム」の概要を参照ください。

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