FCS
読み方:エフシーエス
別名:フレームチェックシーケンス,フレーム検査シーケンス
FCSとは、フレームリレーにおいてエラーを検出するためのチェックサムを用いた誤り検出方式の一種である。
FCSにおいて、データを送信するホストコンピュータは全フレームをチェックサムによって計算し、FCS情報としてデータ本体とともに送信する。受信側のコンピュータは送信側で用いられたアルゴリズムと同じアルゴリズムを用いてデータをチェックサムで計算し、受信したFCSと計算結果とを比較する。この比較によって、データに損失があったかどうかを検出することができる。この際、データに損失があった場合には、受信側コンピュータは受け取ったデータを廃棄して再送信を要求することができる。
FCSはデータリンク層で扱われるプロトコルで、巡回冗長検査(CRC)方式においてよく使用されている。また、EthernetやHDLCでもFCSが応用されている。
フレーム検査シーケンス (FCS)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/08 04:30 UTC 版)
「LAPB」の記事における「フレーム検査シーケンス (FCS)」の解説
フレームデータの完全性を検査するのに使われ、高度な物理的誤り制御を可能にする。
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