フレットの長所と短所とは? わかりやすく解説

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フレットの長所と短所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/08 05:29 UTC 版)

フレット」の記事における「フレットの長所と短所」の解説

近現代西洋弦楽器では、フレット指板にはめ込まれ金属の帯である。リュートなどの古楽器や非西洋楽器ではネック周りガットやひもを巻きフレットとする場合もある。フレットを持つ楽器では、弦を押さえると、弦の振動する長さは、押さえた指の位置から最もブリッジ寄りフレットブリッジとの間に制限されるその結果音の高さが変わる。フレットこのように弦の振動部分遠位端を明確に区切る撥弦楽器では、柔らかな指で直接弦を押さえると音の減衰速くなるため、フレットがあることは重要である。もう一つフレット利点は、比較正し音程出しやすくなることで、和音演奏する際にはさらにそれが際立つ一方フレットがあると、フレット位置によって決まる調律法縛られてしまう。それでも、ある程度微調整は可能で、例えば弦を横に引くと張力増して音が高くなる。この技法ロック及びジャズギタリスト用いるし、シタールなど、インド音楽文化圏弦楽器では極めて重要である。フレットが高い楽器では、弦を押す力で音程調節することができる(琵琶参照)。ブリッジ側に弦を引くこともでき、音程が下がる。逆に糸巻き側に引くと音程上がるまた、エレキギターでは、駒の側に弦の張力変化させて音の高さ変える機構持っているものがある。しかし、大幅に張力変えられるシタールなどを除いては、音程コントロールできる幅はフレットのない楽器フレットレス、英語: Fretless)には及ばない

※この「フレットの長所と短所」の解説は、「フレット」の解説の一部です。
「フレットの長所と短所」を含む「フレット」の記事については、「フレット」の概要を参照ください。

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