ティーフリング
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ティーフリング(Tiefling)は、テーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(D&D)に登場する、太古にフィーンド(デヴィルやデーモンといった地獄由来のモンスター)と混血をした人間もしくは人型種族たちの子孫たる人間種族である。彼らはD&D第4版ではPC用種族として『プレイヤー・ハンドブック』にエントリーされた。D&Dと近い存在であるパスファインダーRPGでも使用可能である。
- ^ a b c d リチャード・ベイカー、カレン・S・ブームガーデン『Planescape Monstrous Compendium Appendix 2』TSR (1995) ISBN 978-0786901739
- ^ a b スキップ・ウィリアムズ、ジョナサン・トゥイート、モンテ・クック 『ダンジョンズ&ドラゴンズ基本ルールブック3 モンスターマニュアル第3.5版』ホビージャパン (2005) ISBN 4-89425-378-X
- ^ a b c d e f g デヴィッド・スーナン、エリック・ケイゲル、アーロン・ローゼンバーグ 『宿命の種族』ホビージャパン (2006) ISBN 4-89425-477-8
- ^ a b c d e ジェイソン・バルマン『Pathfinder Roleplaying Game: Advanced Race Guide』Paizo Publishing (20130) ISBN 978-1601253903
- ^ 第4版『Player's Handbook Races: Tiefling』では尻尾でものをつかみ動かすことができる特技が登場している。
- ^ a b c d e f g ロブ・ハインソー、アンディ・コリンズ、ジェームズ・ワイアット『ダンジョンズ&ドラゴンズ 基本ルールブック プレイヤーズ・ハンドブック 第4版』ホビージャパン (2008) ISBN 978-4894257986
- ^ マイク・ミアルズ『Player's Handbook Races: Tiefling』Wizards of the Coast (2010) ISBN 978-0786954896
- ^ a b ジェームズ・ワイアット、ロブ・ハインソー『フェイルーンのモンスター』ホビージャパン (2005) ISBN 4-89425-371-2
- ^ リチャード・ベイカー・トラヴィス・スタウト、ジェームズ・ワイアット『フェイルーン プレイヤーズ・ガイド』ホビージャパン (2006) ISBN 4-89425-438-7
- ^ ロブ・ハインソー、ローガン・ボナー、エリック・L・ボイド、ロバート・J・シュワルブ『フォーゴトン・レルム・プレイヤーズ・ガイド』ホビージャパン (2008) ISBN 978-4-89425-799-3
- ^ デヴィッド・スーナン、アリ・-マーメル、ロバート・J・シュワルブ『エベロン・プレイヤーズ・ガイド』ホビージャパン (2009) ISBN 978-4-89425-959-1
- 1 ティーフリングとは
- 2 ティーフリングの概要
- 3 肉体的な特徴
- 4 信仰
- 5 コンピュータゲームでのティーフリング
フェイリ
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フェイリは第4版ではエラドリンに分類された高貴なるエルフ、ゴールド・エルフ(もしくはサン・エルフ)とデーモンとの混血種で、かつて数千年前、“創建の時代”に栄えたゴールド・エルフの王国・シリュヴァネード(Silvanade)の下級貴族たちがフェイリの先祖である。シリュヴァネードはデーモンと契約したがために討伐され、この地に逃れたハーフフィーンドのエルフ一族、ドラードラゲス家(Dlardrageth)に支配された。この事態に隣国、“高森”(High Forests)のシャーヴン(Sharrven)とエアラン(Eaerlann)を領していた勇敢なムーン・エルフはシリュヴァネードを攻撃、滅亡させた。だが、落ち延びたシリュヴァネードの3つの貴族家が新たにデーモンと交配し、フェイリの始祖となった。数世紀後、大量のモンスターを率いたフェイリの軍団がシャーヴンを滅亡させた。 時代は進み、すで人間たちの時代の頃、フェイリはデーモンを信奉する魔術師の招来に応え、デヴィルが支配するアスカルホーン(Ascalhorn)の要塞を攻撃した。だが、要塞陥落後の混乱の最中、フェイリはエアランのエルフによって、かつてドラードラゲス家が建立した城塞に封印された。だが、さらに時代が進み、アスカルホーンの跡地にデーモンが建てたヘルゲート・キープ城塞が破壊された折に復活し、ドラードラゲス家の生き残りとともに北部地域を脅かさんとしている。 フェイリはゴールド・エルフのように背が高く、肌は青銅色、髪は赤銅色、赤、もしくはゴールド・エルフと同じ金色である。彼らもまたフィーンドの特性が色濃く、身体を覆う細かい鱗、蝙蝠のような羽根、先の尖った長い尻尾、そして燃えるような赤い瞳を有している。 フェイリはエルフとの混血なので、睡眠魔法や心理魔法への耐性、夜目などエルフの特性を有しており、これにデーモンの特性が加味される。 さらに時代が進んだ第4版フォーゴトン・レルムには未登場で、その痕跡はない。※と思われたが『D&D Encounters01, Undermontain: Halasters Lost Apprentice』においてNPCが登場する。
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