フィリップス (対立教皇)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/04/18 23:41 UTC 版)
フィリップス | |
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第11代 ローマ対立教皇 | |
教皇就任 | 768年7月31日 |
教皇離任 | 768年7月31日 |
先代 | コンスタンティヌス2世 |
次代 | ヨハネス8世 |
個人情報 |
フィリップス(生没年不詳)は、ローマ教皇であるステファヌス4世の対立教皇である(在位:768年7月31日)。
生涯
ランゴバルド王国の国王であるデジデリウスはローマ教皇庁の実効支配を狙っていた。そこで司祭のワルディペルトと結託し、修道士だったフィリップスをサン・ウィート修道院から誘拐し、768年7月31日にラテラノ大聖堂で聖別させて教皇として即位させた。
しかしローマ市民からは全く相手にされず、教皇のステファヌス4世も無視したという。このためデジデリウスはフィリップスの擁立を1日(1晩)であきらめ、影で暗躍したワルディペルトも逃亡した。フィリップスはデジデリウスとワルディペルトに利用されただけとして、ステファヌス4世もローマ市民も罪に問うことは無かったという。
参考文献
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「フィリップス (対立教皇)」の例文・使い方・用例・文例
- フィリップス氏は友人や隣人と一緒になって祝宴を計画している。
- 彼の人生は挫折した熱意と緩むことのない緊張で終わろうとしていた−U.B.フィリップス
- フィリップスねじに使用するドライバー
- フィリップス曲線という,物価上昇率と失業率との相反関係を示した曲線
- キャプテン・フィリップス
- この船のリチャード・フィリップス船長(トム・ハンクス)と20人の乗組員にとって,船がアデン湾に入るまでは,いつも通りの航海のように思えた。
- フィリップス船長と乗組員は海賊から逃れようと全力をつくす。
- フィリップス船長は乗組員に機関室に隠れるように言う。
- 海賊は貨物船を乗っ取り,フィリップス船長を人質に取る。
- 特殊部隊は捨て身の海賊からフィリップス船長を救出できるのだろうか。
- この映画は,フィリップス船長とソマリアの海賊,米海軍の緊迫した4日間を描いている。
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