教会への介入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/17 03:02 UTC 版)
「デシデリウス (ランゴバルド王)」の記事における「教会への介入」の解説
767年、デシデリウスは教皇パウルス1世の没後の混乱に介入し、エスクイリーノの丘の聖ヴィトゥス修道院にいたフィリップスという聖職者を連れ出してきて、768年7月31日に略式で即位させた。これが対立教皇フィリップスであるが、彼は諸国の承認や強力な後ろ盾を得られなかったため、同日のうちに退位して修道院に戻ってしまい、それ以降消息を絶った。 769年8月末、デシデリウスはラヴェンナ首都大司教の交代にあたり、民兵を煽って彼らの候補者を擁立することに成功した。さらにイストリア地方を占拠し、この地を王国外のグラード大司教から王国内のアクィレイア大司教の管区に編入させようとした。
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