教会の調査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/08 08:32 UTC 版)
1951年の初めの調査報告書は6人のローマ・カトリック教会の司教がリッパの御出現は偽物で、超自然的ではないとした。しかしながら、1人の司教が後にそれを彼の臨終時に撤回している。そして新規の調査が1991年に始まった。御出現の報告書はこの日教皇庁に届いておらず、調査中のままだった。 2015年9月14日マニラにおいて、大司教ラモン・C・アルグエレス(Ramón C. Argüelles )が、「聖母はフィリッピンを訪れた。」として、布告を出し、リパの聖母出現を最終的に公認した。これを受けて、教皇庁もこれを追認した。 2005年フィリピンのラモン・アルグレエス大司教はこの聖母の御出現について崇敬をすることに、何ら問題点が見つからないことを宣言する回覧文を発した。リパ、バタンガスの総主教は、この名称によるマリアへの崇敬をわざわざフィリピンの総主教区で禁止することはなくローマ・カトリック教会の文書とぶつかること無く同様に扱うことを表明した。
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