ファーロン候補生とQが改変した歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/04 04:18 UTC 版)
「スタートレック:ボーグ」の記事における「ファーロン候補生とQが改変した歴史」の解説
2366年末、U.S.S.エンタープライズDがセクター001へ向かって進むボーグ・キューブと遭遇し交戦。艦長ジャン=リュック・ピカード大佐が拉致される。 0400時、ウルフ359星系へ向かう途中のU.S.S.ライチェスがボーグ・キューブと遭遇し交戦。ブリッジに侵入してきたボーグに保安部長スプリント大尉(ファーロン候補生)が襲われるが、ドクター・クイント(Q)の機転により事なきを得る。 ボーグから取り外したボーグチップを解析してボーグ・キューブのスクリーン周波数の特定に成功。 艦の防御スクリーンを同調させることで、ボーグ・キューブにU.S.S.ライチェスをボーグ集合体の一部と認識させ、進撃を再開したボーグ・キューブを追跡する。 ボーグの情報を得るため、ファーロン大尉・スプリント大尉・ターガス少尉がボーグ・キューブ内へ侵入。ドクター・クイント(Q)も志願するが、ターガス少尉に拒否される。 ボーグ・キューブ内においてスプリント大尉(ファーロン候補生)がナノプローブを注入され同化されるも、同化処理がビジャーニ・ペイン・トランス中に行われたため自我を失うことなくボーグとしての機能を獲得する。 U.S.S.ライチェスがウルフ359星系に到着。J・P・ハンソン提督の指揮下に入り第3防衛ラインに配備。 0758時、宇宙艦隊がボーグ・キューブに対し攻撃を開始。のちにウルフ359の戦いと呼ばれる戦闘。 U.S.S.ライチェスは、U.S.S.トルストイ・U.S.S.サラトガ・U.S.S.メルボルンなどとともにボーグ・キューブを攻撃するが、戦況はきわめて不利。U.S.S.サラトガとU.S.S.メルボルンは大破し、後退したU.S.S.トルストイに代わってU.S.S.キュウシュウが戦列に加わる。 U.S.S.ライチェスのブリッジにボーグが侵入、スプリント大尉(ファーロン候補生)が停止プロセス実行コマンドを送りボーグを排除。 0800時、U.S.S.ライチェスとU.S.S.エンデバー以外の宇宙艦隊船38隻を破壊したボーグ・キューブは、健在なU.S.S.ライチェスを無視してセクター001へ向けて移動を開始。QがU.S.S.ライチェスのクルーに正体を明かし、事情を説明。 Qは本来の歴史に影響を与えないようにこの改変された歴史を事実とするため、あるアイデアを思いつき実行する。 2377年、突如ウルフ359星系に10年前のウルフ359の戦いで「消滅」したU.S.S.ライチェスが出現し、セクター001防衛戦に参加。クルーは老化しておらず、10年前の姿そのままである。
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