ピーチパイ タキザワ【ピーチパイ タキザワ】(草花類)
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登録番号 | 第5820号 |
登録年月日 | 1997年 11月 14日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | ピーチパイ タキザワ よみ:ピーチパイ タキザワ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2000年 11月 15日 | |
品種登録者の名称 | 滝沢秀樹、滝沢久 | |
品種登録者の住所 | 新潟県北魚沼郡堀之内町大字原459番地1、埼玉県深谷市大字櫛引51-7 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 滝沢秀樹 滝沢久 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の実生種どうしの交配により育成されたもので,花は中輪の赤色と浅緑黄色の複色で切花向きの中生種である。 草丈は100~129cm,茎の直径は5.0~9.9mm,上部の色は淡褐,中部及び下部の色は褐,毛じは無,節間長は茎の中央部は5~9mm,止葉下は40~59mmである。葉序は3/8,葉の全体の形は広披針形,葉身中央部及び先端部のそりは外反転,ねじれは無,幅は10~19mm,長さは6~8cm,数は多,着生角度は60~89゜である。つぼみの形はⅣ型,花の向きは30~59゜,花房の形状は総状花序,花形はスカシユリ型,一重・八重の別は一重である。花径は120~149mm,内花被の幅は30~39mm,長さは6~8cm,外花被の幅は20~29mm,長さは6~8cmである。花色は,花弁の基部は濃紫ピンク(JHS カラーチャート9512),地色及び縁部は赤(同0415),中肋部は浅緑黄(同2703),裏面は淡黄(同2703)の地色に赤(同0415)の複色が入る。内花被及び外花被1枚の斑点の数は0,つぼみの色は浅黄緑(同3109),内花被の形はⅦ型,外花被の形はⅣ型,内花被及び外花被の反転の程度はⅦ型,花被のねじれは1/8未満,花被上の乳状突起は無である。やくの色は赤,第1花梗の長さは60~89mm,花梗への葉の着生は有,第1花梗の向きは30~59゜,花の香りは無,開花期は中である。 「ソルベット」と比較して,草丈が高いこと,花径が小さいこと,花弁の縁部が赤であること,内花被及び外花被の斑点が無いこと,開花期が早いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和62年に出願者のほ場(新潟県北魚沼郡堀之内町)において,出願者所有のスカシユリ自家交配実生種どうしを交配し,平成元年にその実生開花株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,3年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「ポレス すもも」であった。 |
「ピーチパイ タキザワ」の例文・使い方・用例・文例
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