ピーチドレス・スイートフラワー【ピーチドレス スイートフラワー】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第6545号 |
登録年月日 | 1998年 7月 2日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ピーチドレス・スイートフラワー よみ:ピーチドレス スイートフラワー | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社河野メリクロン | |
品種登録者の住所 | 徳島県美馬郡脇町大字北庄562番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 河野茂信 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ミュージックボックスダンサー」に「グレートフラワー」を交配して育成されたものであり,花はセパル及びペタルが淡紫ピンクの単色,リップが正三角形で淡紫ピンクの地色に穏紫ピンク及び赤紫の斑点並びに鮮紫ピンクのぼかしが覆輪状に入る中型種である。 草型の大きさは中,草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形,横断面の形は扁円形,高さは61~100㎜,長径は51~70㎜である。葉の全体の形は線形,先端の形は不等鋭先形,頂点の角度は30~45度,先端の角度は30~60度,葉の長さは45~75㎝,幅は21~30㎜,葉色は緑,葉数は7~9枚である。1花茎の花数は11~20,花茎の太さは9.1~12㎜,長さは50~80㎝,色は淡緑である。咲き型は部分抱え・平咲き,花の横径及び縦径は61~80㎜,ドーサル・セパルの正面の形は広線形,先端の形は微突形,ラテラル・セパルの正面の形は湾曲倒卵形,先端の形は不等微突形,ペタル正面の形は広線形,先端の形は不等微突形である。リップの正面の形は正三角形,先端の形は切形,周縁の反転及び波打ちは中である。全体的な花色は白系,花色はセパル及びペタルは淡紫ピンク(JHS カラーチャート9501)の単色,リップは淡紫ピンク(同9501)の地色に穏紫ピンク(同9511)及び赤紫(同9508)の斑点並びに鮮紫ピンク(同9504)のぼかしが覆輪状に入る。花の香りは無,開花期は冬である。 「シーサイド・クラウンプリンセス」と比較して,リップの正面の形が正三角形であること,リップ内側に穏紫ピンク及び赤紫の斑点並びに鮮紫ピンクのぼかしが覆輪状に入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和63年に出願者の温室(徳島県美馬郡脇町)において,「ミュージックボックスダンサー」に「グレートフラワー」を交配し,平成4年に得られた実生の開花株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「シャロンストーン」であった。 |
- ピーチドレス・スイートフラワーのページへのリンク