バビリム王国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 21:09 UTC 版)
「ドルアーガの塔 (テレビアニメ)」の記事における「バビリム王国」の解説
ギルガメス王 声 - 土師孝也(幼少期 - 甲斐田ゆき) バビリム王国国王。80年前に単身で塔の最頂部にてドルアーガを打ち倒した「勇者ギル」その人。年齢は100歳を越えているが、引退する事なく王国の政を切り盛りしている。かつてドルアーガを倒した際に呪いを受け不死となったため、暗殺者に胸を刺されたはずなのに生きているなど奇怪な現象が起きるが、真実を知る者は少ない。 カーヤは彼の曾孫で、存命している唯一の肉親である。妻となったカイも含めて彼の家族は短命だったらしい。 かつては比類のない名君だったが、終わりのない政争と家族との早すぎる死別により心を病み、第2期開始時点(もう一人のギルガメスいわく最後の半年間)ではその心の闇から生まれたもう一人のギルガメスの力の増大によって徐々に暴君へと変貌する途上にある。また、心の闇が広がれば広がるほど自らの感情を制御できない状態に陥り、自暴自棄になっていた。その後はアミナを斬り、その時点でもう一人のギルガメスとほぼ完全に同化し暴君と化すものの、ケルブらの反乱によって軍は降伏し、幻の塔内でもう一人のギルガメスが倒されたことにより彼自身もついにその生涯を終えた。 もう一人のギルガメスは幻の塔の最上階に存在しており、不死の呪いは彼を倒すことで消滅する。 エピローグではかつての若い姿で、カイと共に暴君となっていた自分を倒してくれたジルに感謝しており、天界にロットを返したら今度は登頂者になると宣言している(エピローグの登頂者の中には老いたギルガメスに瓜二つの人物が確認できる)。 マーフ 声 - 志村知幸 バビリム王国の宰相。パズズにもう一人のギルガメスの暗殺を依頼をしている。ギルガメスに殺害された。 アミナ 声 - 田中敦子 太った中年女性の大臣にして将軍。ギルガメスが二人いるという事実を知っており、「この国には強い王が必要」との思いから、もう一人のギルガメスを殺させないためにヘナロを放つ。「この国には強い王が必要」と進言しながらギルガメス王に斬殺されたが、結局ジル達によってもう一人のギルガメスを討たれた事により、計画は失敗に終わった。 シエラ 声 - 弓場沙織 アミナの部下。アミナ亡き後は彼女の代わりに軍隊の指揮を執っている。しかしエタナ達の反乱に敗北し捕らえられた。その後はケルブの店で酒浸りになっている様子。
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