バゼルギウス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 00:02 UTC 版)
「飛竜種 (モンスターハンターシリーズ)」の記事における「バゼルギウス」の解説
別称:爆鱗竜(ばくりんりゅう) 登場作品(通常個体):MHW/MHWI/MHR/MHRS 登場作品(特殊個体):MHWI 作品中の分類:竜盤目竜脚亜目爆鱗竜上科バゼル科 全長:約1928.38センチメートル/全高:約611.4センチメートル/脚裏のサイズ:約259センチメートル テーマ曲:飛来せし気高き非道 やや黒みがかった黄色い鱗と甲殻を持つ飛竜種。飛竜としてはかなり大柄な体格とそれに見合った巨大な翼を持ち、反して頭部は小さい。特徴として尻尾部分と頭部から首部分かけての下部にぶら下がるように生えた黒く変色した鱗を持ち、後述の能力から「爆鱗竜」と呼ばれている。 特定のテリトリーを持たず獲物を求めてあらゆる地域に出没する。本種の体内には爆発成分を含んだ体液が流れており、下部に生えた黒色の鱗はこの体液が排出された際に鱗状に変質したものである。この鱗はバゼルギウスの些細な挙動で簡単に剥離し、ほんのわずかな衝撃で爆発を起こす非常に危険なもので、この鱗を周囲へ撒き散らし、自身が起こす振動によって起爆させ周辺の生物を多数巻き込むように爆発させて狩りを行う。 この「爆鱗を撒き散らして攻撃する」という行動は非常に強力だが、単にバゼルギウスが獲物を狩猟するのに必要な量を大幅に超えた被害をしばしばもたらすため、特定のテリトリーを持たない生態と合わせ、ハンターズギルドには極めて危険なモンスターとして常に警戒されている。 戦闘ではその巨体を活かした突進やボディプレスなどの肉弾戦や着弾すると爆発するブレスを吐く他、自身の特徴である爆発性の鱗を撒き散らし自身の様々な挙動によって起爆させ周囲を焼き払うという行動を頻繁に行う。爆発範囲自体は決して広くないものの一つ一つの威力は高く、戦闘中はほぼ常に鱗をばら撒くため特に接近戦では危険を伴う。時には上空を飛行しながら爆撃機のごとく鱗を投下し、最後に急降下プレスで一斉に起爆するという行動を取ることもある。また体内の体液が赤熱化すると鱗の隙間からその光が漏れて見えることがあり、この状態では剥離した鱗が瞬時に爆発するようになるためさらに危険になる。しかしそのあまりの鱗の消費率から生成が追いつかなくなることがあり、その際は黒色の鱗が消失し周囲へも鱗を撒けなくなるため反撃のチャンスとなる。 MHWIでは激昂したラージャンのような特殊個体が登場し、この個体は「紅蓮滾るバゼルギウス」と呼称される。
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