ハンク_‐ちょっと特別なボクの日常‐

ウィキペディア

ハンク ‐ちょっと特別なボクの日常‐

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/14 00:12 UTC 版)

ハンク ‐ちょっと特別なボクの日常‐ Hank Zipzer
ジャンル	コメディ
原作	Hank Zipzer: The World's Greatest Underachiever
出演者	ニック・ジェームズ ジェイデン・ジャン・ポール・デニス クロエ・ウォン フェリシティ・モンタギュー（英語版） ニック・モハメッド（英語版） ジュード・フォーリー ジュリエット・コーワン（英語版） ニール・フィッツモリス（英語版） ヴィンチェンツォ・ニコライ マデリーン・ホリデイ ヘンリー・ウィンクラー
国・地域	イギリス
言語	英語
シリーズ数	1
話数	13
製作
製作総指揮	アン・ブローガン スティーヴン・デニュア ヒューゴ・ヘペル ヘレン・マカリーア スー・ノット ジュリア・ポーゼン メラニー・ストークス
製作	キンドル・エンターテインメント（英語版） DHXメディア ウォーカー・プロダクションズ BBC
放送
放送チャンネル	CBBC（英語版）
放送期間	2014年1月28日 (2014-01-28) - 継続中
Hank Zipzer - CBBC - BBC
テンプレートを表示

『ハンク ‐ちょっと特別なボクの日常‐』（はんく ‐ちょっととくべつなぼくのにちじょう‐、原題: Hank Zipzer）は、ニック・ジェームズ演じるディスレクシアの12歳の少年ハンク・ジップツァーが主役の子供向けテレビシリーズ。

原作は、ハンクたちの音楽教師ロック先生を演じるヘンリー・ウィンクラーによる児童書『Hank Zipzer』。第1シリーズはBBCのチャンネルCBBC（英語版）で2014年1月から放映され、2015年には第2・第3シリーズも製作された^[1]。日本では、NHK Eテレで2015年7月から第1シリーズの13エピソード中6エピソードが放送された^[2]。

プロット

本作では、ディスレクシアを抱えるハンク・ジップツァーに降りかかる災難に物語の焦点が当てられている。原作のヘンリー・ウィンクラーによる『Hank Zipzer』は、自らもディスレクシアだったウィンクラーの幼少期の経験を元に書かれている。本編でウィンクラーはハンクと仲良しの教師ロック先生を演じており、そのモデルは実際にウィンクラーの音楽教師だった人物である。

製作

CBBC（英語版）が2013年に本作の製作をキンドル・エンターテインメント（英語版）に依頼し、2013年10月にドラマの撮影が始まった^[3][4]。撮影はイングランドのハリファクスにある聖キャサリン・カトリックハイスクール（英語版）で行われた^[5]。 第1シリーズは2014年1月28日に放送を開始し、同年4月22日に終了した。

2015年6月9日、CBBCコントローラーのシェリル・テイラーは、第2シリーズも13エピソード構成で放送することを発表した^[1]。ハンク役のニック・ジェームズ、ロック先生役のヘンリー・ウィンクラー、アドルフ先生役のフェリシティ・モンタギュー（英語版）、ラブ校長役のニック・モハメッド（英語版）がそれぞれ続投することも判明している^[6][7]。

第1シリーズのルーシー・ガイとダニー・スプリングに代わり、第2シリーズからジョン・マックイーンがスクリプトエディターとして製作に加わった^[8]。ジム・ポイザーはプロデューサーとして参加した^[9]。第1シリーズで1エピソードを担当したマーク・オズウィンとマデリーン・ブレッティンガム、2エピソードを担当したルーシー・ガイは脚本を続投する^[10][11][12]。第2シリーズでは2エピソード担当のジョン・マックイーン^[8]、1エピソード担当のマーク・エヴァンスとアダム・グッドウィン&ジョナサン・パーキンら数名の脚本家も新しく番組に加わった^[13]。

第3シリーズは現在製作段階で、ジョージ・ポールズがスクリプトエディターを務める^[14]。ルーシー・ガイは2エピソードを担当する予定である^[15]。

キャスト

※括弧内は日本語吹替

• ハンク・ジップツァー - ニック・ジェームズ（花江夏樹）
• フランキー・タウンゼント - ジェイデン・ジャン・ポール・デニス（深谷悠）
• アシュレー・ウォン - クロエ・ウォン（里郁美）
• アドルフ先生 - フェリシティ・モンタギュー（英語版）（滝沢ロコ）
• ラブ校長 - ニック・モハメッド（英語版）（佐藤晴男）
• ニック・マケルティ - ジュード・フォーリー（山谷祥生）
• ローザ・ジップツァー - ジュリエット・コーワン（英語版）（斎藤恵理）
• スタンレー・ジップツァー - ニール・フィッツモリス（英語版）（志村知幸）
• パパ・ピート - ヴィンチェンツォ・ニコライ（堀越富三郎）
• エミリー・ジップツァー - マデリーン・ホリデイ（丸山有香）
• ロック先生 - ヘンリー・ウィンクラー（江原正士）
• 受付 - サマンサ・ベインズ（英語版）

エピソード

第1シリーズ

Episode No.	タイトル	監督	脚本	プロデューサー	オリジナル放送日
1	"教室がナイアガラ! Classroom Catastrophe"	マット・ブルーム	ジョー・ウィリアムズ	シオバン・バックマン	2014年1月28日 (2014-01-28)
2	"The Lucky Socks"	マット・ブルーム	ジョー・ウィリアムズ	シオバン・バックマン	2014年2月4日 (2014-02-04)
3	"王様とわり算 The Curtain Went Up, My Trousers Went Down"	マット・ブルーム	ジョー・ウィリアムズ	シオバン・バックマン	2014年2月11日 (2014-02-11)
4	"Battle Of The Goblins"	マット・ブルーム	ダニエル・ピーク	シオバン・バックマン	2014年2月18日 (2014-02-18)
5	"Haunted Hank"	マット・ブルーム	ダン・バーリンカ	シオバン・バックマン	2014年2月25日 (2014-02-25)
6	"親子ディベート大会 The War of Words"	レベッカ・ライクロフト	ビード・ブレイク	アリ・ブライアー・キャロン	2014年3月4日 (2014-03-04)
7	"理科室のハプニング The Day I Flunked Chemistry"	マット・ブルーム	マデリーン・ブレッティンガム	シオバン・バックマン	2014年3月11日 (2014-03-11)
8	"The Mortadella Disaster"	レベッカ・ライクロフト	ジョー・ウィリアムズ	アリ・ブライアー・キャロン	2014年3月18日 (2014-03-18)
9	"子育てに挑戦? Who Ordered The Baby"	レベッカ・ライクロフト	ビード・ブレイク	アリ・ブライアー・キャロン	2014年3月25日 (2014-03-25)
10	"I Think I Broke My Dad"	レベッカ・ライクロフト	マーク・オズウィン	アリ・ブライアー・キャロン	2014年4月1日 (2014-04-01)
11	"The Week I Became a Genius"	レベッカ・ライクロフト	アリ・ブライアー・キャロン	アリ・ブライアー・キャロン	2014年4月8日 (2014-04-08)
12	"Anyone for Lizard"	レベッカ・ライクロフト	ルーシー・ガイ	アリ・ブライアー・キャロン	2014年4月15日 (2014-04-15)
13	"初めてのデート The First Date Dilemma"	レベッカ・ライクロフト	ジョー・ウィリアムズ	アリ・ブライアー・キャロン	2014年4月22日 (2014-04-22)

各国での放送

DHXメディアが国際的な販売を取り扱っている^[16]。

国	放送局
オーストラリア	ABC3（英語版）[16]
アルゼンチン	ディズニー・チャンネル（英語版）[16]
ブラジル	ディズニー・チャンネル（英語版）[16]
ベルギー	ディズニー・チャンネル（英語版）[16]
カナダ	BBCキッズ（英語版）[17] ファミリー[18]
チリ	ディズニー・チャンネル（英語版）[16]
コスタリカ
コロンビア
ドミニカ共和国
エクアドル
エルサルバドル
グアテマラ
ホンジュラス
ハンガリー	ディズニー・チャンネル（英語版）[19]
イタリア	ディズニー・チャンネル（英語版）[16]
ルクセンブルク	ディズニー・チャンネル（英語版）[16]
メキシコ	ディズニー・チャンネル（英語版）[16]
オランダ	ディズニー・チャンネル（英語版）[16]
ニカラグア	ディズニー・チャンネル（英語版）[16]
ノルウェー	NRK[16]
ペルー	ディズニー・チャンネル（英語版）[16]
スペイン	ディズニー・チャンネル（英語版）[16]
スウェーデン	SVT[16]
アラブ首長国連邦	E-Junior（英語版）[16]
イギリス	CBBC（英語版）[3]
ウルグアイ	ディズニー・チャンネル（英語版）[16]
ベネズエラ

参考文献

1. ^ ^{a b} “BBC - CBBC announces second series of Hank Zipzer starring Henry Winkler - Media centre”. www.bbc.co.uk (2013年9月19日). 2015年7月5日閲覧。
2. ^ “ハンク ‐ちょっと特別なボクの日常‐”. NHK. 2015年7月5日閲覧。^{[リンク切れ]}
3. ^ ^{a b} “BBC - CBBC announces new show, Hank Zipzer - Media centre”. www.bbc.co.uk (2014年6月9日). 2015年7月5日閲覧。
4. ^ “BBC - Filming starts on CBBC's Hank Zipzer - Media centre”. www.bbc.co.uk (2013年10月21日). 2015年7月5日閲覧。
5. ^ “Cast announced for Fonz’s new children’s TV show”. www.halifaxcourier.co.uk. 2015年7月5日閲覧。
6. ^ “Hank Zipzer ≪ Tom George Film”. www.tomgeorgefilm.com. 2015年7月5日閲覧。
7. ^ “Nick Mohammed | United Agents”. www.unitedagents.co.uk. 2015年7月5日閲覧。
8. ^ ^{a b} “Jon Macqueen | Rochelle Stevens & Co”. www.rochellestevens.com. 2015年7月5日閲覧。
9. ^ “Jim Poyser | United Agents”. www.unitedagents.co.uk. 2015年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月5日閲覧。
10. ^ “DEBI ALLEN ASSOCIATES - CLIENTS - MADELEINE BRETTINGHAM”. www.daamanagement.co.uk. 2015年7月5日閲覧。
11. ^ “Hank Zipzer, season 2 | Mark Oswin's Comedy Business”. www.markoswin.co.uk. 2015年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月5日閲覧。
12. ^ “lucy guy | LinkedIn”. www.linkedin.com. 2015年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月5日閲覧。
13. ^ “Adam G Goodwin | Rochelle Stevens & Co”. www.rochellestevens.com. 2015年7月5日閲覧。
14. ^ “George Poles”. Blake Friedmann. 2015年7月5日閲覧。
15. ^ “Lucy Guy | Rochelle Stevens & Co”. www.rochellestevens.com. 2015年7月5日閲覧。
16. ^ ^{a b c d e f g h i j k l m n o p q} “DHX MEDIA ANNOUNCES NUMEROUS SALES DEALS FOR HANK ZIPZER”. www.dhxmedia.com. 2015年7月5日閲覧。
17. ^ “Hank Zipzer | BBC Kids”. www.bbckids.ca. 2015年7月5日閲覧。
18. ^ “Hank Zipzer: Home”. 2015年7月5日閲覧。
19. ^ “Hank Zipzer - PORT.hu” (Hungarian). 2015年7月5日閲覧。

外部リンク

• 公式ウェブサイト
• Hank Zipzer - IMDb（英語）

NHK教育 水曜19:25 - 19:50
前番組	番組名	次番組
サム&キャット（第21話 - 第36話） （2015年4月1日 - 7月15日）	ハンク ‐ちょっと特別なボクの日常‐ （2015年7月22日 - 8月26日）	超能力ファミリー サンダーマン シーズン2 （2015年9月2日 - ）

この項目は、テレビ番組に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（ポータル テレビ/ウィキプロジェクト 放送または配信の番組）。

• 表示
• 編集

Weblio日本語例文用例辞書

「ハンク ‐ちょっと特別なボクの日常‐」の例文・使い方・用例・文例

• ハンクパーパ族が話したスー語族の言語
• ２人の名優，トム・ハンクスとポール・ニューマンが，悲劇的な運命から息子を守ろうとするアイルランド系ギャングの父親を演じている。
• マイケル・サリヴァン(ハンクス)は，ギャングのボス，ジョン・ルーニー(ニューマン)の元で殺し屋として働いている。
• FBI捜査官カール・ハンラティ(トム・ハンクス)は小切手偽造犯を捕まえようと決意した。
• パフォーマンス・キャプチャーの助けを借りて，同映画の主役であるトム・ハンクスは，５人の登場人物―ヒーロー・ボーイ，父親，車(しゃ)掌(しょう)，ホーボー，サンタクロースを演じる。
• ビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)は，東ヨーロッパからニューヨークへ来た訪問者だ。
• ハーバード大学のロバート・ラングドン教授(トム・ハンクス)は仕事でパリを訪れている。
• ヴァチカンはハーヴァード大学のロバート・ラングドン教授(トム・ハンクス)に助けを求める。
• 倉庫で，ラリーは邪悪なファラオのカームンラー(ハンク・アザリア)と出会う。
• この船のリチャード・フィリップス船長(トム・ハンクス)と20人の乗組員にとって，船がアデン湾に入るまでは，いつも通りの航海のように思えた。