ニルプセター【ニルプセター】(観賞樹)
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登録番号 | 第7025号 |
登録年月日 | 1998年 10月 29日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ニルプセター よみ:ニルプセター |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 10月 30日 | |
品種登録者の名称 | ニルプ インターナショナル社 | |
品種登録者の住所 | フランス共和国 06560 バルボンヌ ル ペトラ B-リュー アルベール カコー | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ギオンヌ ルシアノ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,無名実生種どうしを交配して育成されたものであり,花房の形は単花咲,花は明橙色に弁先から弁央に鮮黄ピンク色のぼかしが入り半剣弁,整形咲,微香のやや大輪となる切花向きの品種である。 樹形はやや直立性,株立は普通,樹高はやや高性である。開花枝の太さは中,新しょうの色は青銅,開花後の枝の色は濃緑である。とげはほとんど無。小葉の枚数は5枚以下,本葉の長さ及び幅は普通である。展開直後の若葉の色は青銅,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さは普通,硬さはやや柔である。花房の形は単花咲,蕾の形は卵形である。花形は整形咲,花の大きさはやや大輪,高さは高,花弁表側の色は明橙(JHS カラーチャート1004)に弁先から弁央に鮮黄ピンク(同1004)のぼかしが入り,裏側の色は浅橙(同1603)に弁先から弁央に黄ピンク(同 1003)のぼかしが入る。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は狭楕円形先端尖形,花弁の厚さ及び硬さは普通,数は30~34枚である。花の香りは微香,開花時期は普通である。 「ソニア」と比較して,とげがほとんどないこと,花弁表側の色が明橙に弁先から弁央に鮮黄ピンクのぼかしが入ること,裏側の色が浅橙に弁先から弁央に黄ピンクのぼかしが入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1989年に育成者の温室(フランス共和国)において,無名実生種どうしを交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1991年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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