ニルペーター【ニルペーター】(観賞樹)
登録番号 | 第12142号 | |
登録年月日 | 2004年 6月 4日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ニルペーター よみ:ニルペーター | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | ラックス リビエラ社 | |
品種登録者の住所 | イタリア共和国 ヴェンチミリア(IM) ラッテ ニッツア トッレ サラチェーナ 33 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ペーター アルリッチ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ニルプベンチュル」の枝変わりであり、花序のタイプは単生、花は明紫赤色で半剣弁、高芯咲、かなり弱香の大輪となる切花向きの品種である。 樹形は半直立性、株立は中、樹高は高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はやや少、枝中央部はかなり少、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅はやや広である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径は大、高さはかなり高、花弁表面の色は明紫赤(JHS カラーチャート9706)、裏面の色は明赤紫(同9506)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さはやや厚、硬さは中、数は40~59、一茎の花数は1、花の香りはかなり弱である。枝の長さは長、太さは中、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑褐、開花習性は四季咲、開花時期は中である。「ニルプベンチュル」と比較して、花弁表面の色が明紫赤であること、花色の移行性が無いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1995年に育成者の温室(エクアドル共和国)において、「ニルプベンチュル」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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