ニオウとは? わかりやすく解説

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に‐おう〔‐ワウ〕【二王】

読み方:におう

中国東晋書家王羲之(おうぎし)・王献之父子


に‐おう〔‐ワウ〕【仁王/二王】

読み方:におう

寺門左右にあって、その忿怒(ふんぬ)の形相仏敵を払う守護神。ふつう二神一対で、一体は口を開いた阿形(あぎょう)、もう一体は口を閉じた吽形(うんぎょう)とする。金剛力士


におう〔ニワウ〕【仁王】

読み方:におう

狂言。某(なにがし)が無一文の男を仁王に仕立てて参詣人の供物集めるが、足の不自由な男が仁王と縁を結びたい身体をなで回し正体がばれる。


にお・う〔にほふ〕【匂う】

読み方:におう

【一】[動ワ五(ハ四)]《「丹(に)秀(ほ)」を活用した語で、赤色際立つ意》

よいにおいを鼻に感じる。かおりがただよう。「百合の花が—・う」「石鹸ほのかに—・う」→臭う1

鮮やかに色づく。特に、赤く色づくまた、色が美しく輝く。照り映える。「紅に—・う梅の花」「朝日に—・う山桜

内面美しさなどがあふれ出て生き生きと輝く。

純な朗らかな恵みに—・うた相が」〈倉田愛と認識との出発

おかげをこうむって栄える。引き立てられる

思ひかしづかれ給へ御宿世をぞ、わが家までは—・ひ来ねど」〈源・少女

染め色または襲(かさね)の色目などで、濃い色合いからしだいに薄くぼかしてある。

五節の折着たりし黄なるより紅まで—・ひたりし紅葉どもに」〈讃岐典侍日記・下〉

【二】[動ハ下二美しく色を染める。

住吉(すみのえ)の岸野(はり)に—・ふれどにほはぬ我やにほひて居らむ」〈万・三八〇一

「匂う」に似た言葉

にお・う〔にほふ〕【臭う】

読み方:におう

[動ワ五(ハ四)]《「匂う」と同語源》

くさく感じる。いやなにおいがする。「ガスが—・う」「生ごみが—・う」

はっきりとはわからないが、その可能性感じられる多く好ましくない物事にいう。「何か魂胆が—・うぞ」

「臭う」に似た言葉

仁王

読み方:ニオウ(niou)

伽藍守護の神で、寺門または須弥壇両脇安置した一対金剛力士


二王

読み方:ニオウ(niou)

仏教の寺院において、門の左右に安置される二体の力士形の尊像対す総称

別名 仁王仁王尊、二天王、二天


仁王

読み方:ニオウ(niou)

仏教の寺院において、門の左右に安置される二体の力士形の尊像対す総称

別名 二王、仁王尊、二天王、二天


仁王

読み方:ニオウ(niou)

分野 能狂言

年代 成立年未詳

作者 作者未詳



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