ニオロ‐デュ‐サヘルとは? わかりやすく解説

ニオロ‐デュ‐サヘル【Nioro du Sahel】

読み方:におろでゅさへる

マリ西部都市モーリタニアとの国境近く位置する16世紀から17世紀にかけて建設18世紀バンバラ人によるカアルタ王国首都となった19世紀建造の大モスク空港がある。


ニオロ・デュ・サヘル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/30 04:12 UTC 版)

ニオロ・デュ・サヘル
Nioro du Sahel
位置

ニオロ・コミューンの地図
位置
ニオロ・デュ・サヘル
ニオロ・デュ・サヘル (マリ共和国)
ニオロ・デュ・サヘル
ニオロ・デュ・サヘル (アフリカ)
座標 : 北緯15度13分52秒 西経9度35分27秒 / 北緯15.23111度 西経9.59083度 / 15.23111; -9.59083
行政
マリ
  ニオロ州
 圏 ニオロ・デュ・サエル圏
 市 ニオロ・デュ・サヘル
地理
面積  
  市域 91[1] km2
人口
人口 (2009年現在)
  市域 33,691人
  備考 [1]
その他
等時帯 グリニッジ標準時 (UTC+0)

ニオロ・デュ・サヘル(Nioro du Sahel)は、マリ共和国ニオロ州の都市[2]。単にニオロと呼ばれることもある。人口33,691人(2009年国勢調査[1])。マリ西部、ニオロ州に属し、モーリタニアとの国境近くに位置する。首都バマコからは北西に442km離れている。同州およびニオロ・デュ・サエル圏の首府である。

歴史

ニオロは16世紀から17世紀に、ディアワンデという名の奴隷によって建設されたと伝えられている。18世紀にはバンバラ人の王国であるカアルタ王国の首都として栄えた。当時、ニオロはセネガル川上流から現在のマリ共和国地方にかけての交易の拠点となっていた。1850年代前半に、ニオロはトゥクロール帝国のエル・ハジ・ウマールによって征服された。エル・ハジ・ウマールは、1854年にニオロに大モスクを建設した。

交通

空港

近郊にニオロ空港英語版がある。

脚注

  1. ^ a b c NIORO”. Citypopulation (2017年7月26日). 2024年5月6日閲覧。
  2. ^ Mali. Document sur le nouveau découpage administratif février 2023”. Malinews tv (2023年2月22日). 2024年5月6日閲覧。

関連項目




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