ドント・パス・ミー・バイとは? わかりやすく解説

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ドント・パス・ミー・バイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/27 02:54 UTC 版)

ドント・パス・ミー・バイ」(Don't Pass Me By)は、ビートルズの楽曲である。1968年に発売された9作目のイギリス盤オリジナル・アルバム『ザ・ビートルズ』に収録された楽曲。リンゴ・スター[注釈 1]が作詞作曲を手がけたカントリーロック調の楽曲で、スターのソングライターデビュー作である[注釈 2][2]。1968年6月にスターとポール・マッカートニーに加えて、ヴァイオリン奏者のジャック・ファロン英語版の3人でレコーディングが行われ、ジョン・レノンジョージ・ハリスンは参加していない。


注釈

  1. ^ 名義は本名のリチャード・スターキー
  2. ^ 本作以前に発表されていたスター作の楽曲は、1965年に発表された「消えた恋」(※レノン=マッカートニー & リチャード・スターキー名義)と、1967年に発表された「フライング」(※メンバー全員で書いたインストゥルメンタル)。
  3. ^ ビートルズが設立したアップル・コア傘下の楽譜出版社。現在は解散している。
  4. ^ ザ・ビートルズ・アンソロジー1』(1995年)や『ザ・ビートルズ・アンソロジー2』(1996年)には、それぞれジョン・レノンが残したデモテープを基にポール・マッカートニージョージ・ハリスンリンゴ・スターの3人で仕上げた新曲「フリー・アズ・ア・バード」「リアル・ラヴ」が1曲目に収録されていた。
  5. ^ ヴァイオリン(12丁)、ヴィオラ(3丁)、チェロ(3台)、フルート(3本)、クラリネットホルンヴィブラフォンダブルベースハープで構成[22]

出典

  1. ^ Halpin, Brooke (2017). Experiencing the Beatles: A Listner's Companion. Rowman & Littlefield. p. 190. ISBN 1442271442. "...the country-rock song "Don't Pass Me By" is the first song in the Beatles' catalog that is written entirely by Ringo." 
  2. ^ Lewisohn 1988, pp. 137, 142, 144.
  3. ^ Top 10/Tipparaden/1969/Uge 14 (week 14)” (Danish). danskehitlister.dk (1969年4月3日). 2020年9月25日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h White Album 2018, p. 20.
  5. ^ Complete BBC Sessions, Vol.8, track 5, at the 1:10 mark
  6. ^ Guesdon, Jean-Michel; Margotin, Philippe (2014) [2013]. Freiman, Scott. ed. All the Songs: The Story Behind Every Beatles Release. Philadelphia, Pennsylvania: Running Press. p. 435. ISBN 1603763716 
  7. ^ a b Lewisohn 1988, p. 137.
  8. ^ Lewisohn 1988, pp. 137, 142.
  9. ^ a b MacDonald 2005, p. 286.
  10. ^ a b c d Lewisohn 1996, p. 4.
  11. ^ Miles, Barry (1968年11月29日). “Multi-Purpose Beatles Music”. International Times: p. 10 
  12. ^ Fortnam 2014, pp. 42–43.
  13. ^ Lewisohn 2005, p. 286.
  14. ^ Jurek, Thom. Open All Night - The Georgia Satellites - オールミュージック. 2020年9月25日閲覧。
  15. ^ Luerssen, John D.. Pistol - The Punkles - オールミュージック. 2020年9月25日閲覧。
  16. ^ Jarnow, Jesse. Live Phish, Vol. 13: 10/31/94, Glens Falls Civic Center, Glens Falls, NY - Phish | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年9月22日閲覧。
  17. ^ Womack 2014, p. 143.
  18. ^ Doggett, Peter (2009) [2005]. The Art and Music of John Lennon. London: Omnibus Press. p. 381. ISBN 085712126X 
  19. ^ a b 藤本 2022, p. 149.
  20. ^ “ビートルズ、『ホワイト・アルバム』の50周年スペシャル・エディションのリリースが決定”. NME Japan (ニュー・ミュージカル・エクスプレス). (2018年9月25日). https://nme-jp.com/news/61501/ 2019年10月28日閲覧。 
  21. ^ “ザ・ビートルズ、ホワイト・アルバム発売50周年を記念して未発表曲を含む豪華盤を発売”. CDJournal (株式会社シーディージャーナル). (2018年9月25日). https://www.cdjournal.com/main/news/the-beatles/80589 2019年10月28日閲覧。 
  22. ^ a b Womack 2014, p. 144.


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