ドルク王領
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 06:58 UTC 版)
大陸南部に位置するなだらかな大地。平和を尊ぶドルク王が支配しているために全体的には穏やかでのんびりとした空気が流れる。しかし霧の侵入により徐々に全てが包み込まれていき、現在ではドルク城は崩壊し、町村は壁を築いて霧から自分たちの身を守るのに徹している。 リム・エルム 大陸の最南端に位置し、主人公のヴァンの生家がある村。既にここにも霧の侵入が及んでおり、小規模な村ながらも村全体を巨大な壁で包み込んで人々はひっそりとした生活を余儀なくされている。男性のみが狩りをしに外に出るほかは人々が外界に出て行くことはない。海が村の中に存在するために葬式ではこの海に死者を流すという風習も存在する。村の中央には創世樹があり、ヴァンがゲーム冒頭にて解放させる事になる。 終盤ではジャガーノートに飲み込まれて消滅してしまい、ラストダンジョンである「生物城」が現れる。 ドルク城 大陸の西に位置する屈強な城。現在は霧に覆い尽くされており、住民や国王の行方すらも不明のままとなっている。 吹き溜まりの洞窟~リクロア山 大陸の北西に位置する洞窟と山。吹き溜まりの洞窟ではノアがテルマと共に生活している。この洞窟からほど近いリクロア山の山頂には創世樹が存在する。 バイロン寺院 長ゾッブのもと、たくさんのバイロン僧兵たちが毎日の鍛錬をしている場所。周囲は霧に飲み込まれてはいるが寺院自体は換気扇を利用して無事な状態を保っている。ガラはここで修行の日々を送り、ガラのライバルであり物語中でもたびたび顔を合わせる事になるソンギが育った場所でもある。 ヴォズ森林 寺院の北、西と東に同規模の森が存在する。霧に囲まれながらも鬱蒼とした美しい森林が広がっており、東ヴォズ森林には創世樹も存在する。 ゼトーの穴居城 ドルク王領における「霧の巣」。地中深く伸びる巨大な穴に城が築かれている。リム・エルムを襲撃したり、南大陸全土に霧を撒き散らしたゼトーが支配する。 生物城 ラストダンジョン。リム・エルムを飲み込んだジャガーノートの体内を指す。元々は物語の始まりであるリム・エルムが存在していたがジャガーノートによって取り込まれ、ヴァンたちは村人を救うためジャガノートの心臓を破壊することとなる。城とは名ばかりの生物の体内であり、グロテスクな肉のダンジョンを進む事になる。途中にはリム・エルムの人々が取り込まれている空間があり、ここでヴァンは変わり果てた家族や友人達と再会する。最深部にはジャガーノートの心臓と同化する事で最凶獣と化したコートが待ち受ける。
※この「ドルク王領」の解説は、「レガイア伝説」の解説の一部です。
「ドルク王領」を含む「レガイア伝説」の記事については、「レガイア伝説」の概要を参照ください。
- ドルク王領のページへのリンク