ドラマチックバトル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 17:58 UTC 版)
「ストリートファイターZERO」の記事における「ドラマチックバトル」の解説
本シリーズ(『ZERO2』を除く)では「ドラマチックバトル(または、ドラマティックバトル)」と呼ばれる、2対1の対戦を行うモードが存在する。 『ZERO』では隠しモードとして存在し、リュウ・ケン対ベガの組み合わせに限られている。劇場版アニメ『ストリートファイターII MOVIE』のクライマックスを再現したモードであり、見に行ったスタッフたちが映画に感銘を受けたことで再現された。AC版『ZERO』ではこのモードに限り同映画の主題歌『恋しさと せつなさと 心強さと』のインストバージョン(そのままの楽曲は入れられなかった)が流れるというタイアップ・ファンサービスを兼ねたものになっている。このためAC版『ZERO』の基板にはJASRACのシールが貼られ、そのコストは基板1枚当たり30円と言われている(収録されたバージョンの長さが2分3秒で、当時の許諾料のレートは10円/分(端数切り上げ)であったため)。なお体力ゲージはプレイヤー側の2人で共有となっており、両者が同時に攻撃を受けるとダメージが倍増する(『ZERO』『ZERO2 ALPHA』も同様)。CPSチェンジャー版のみプレイヤーキャラクター2体を自由選択可能に変更されている。 『ZERO2 ALPHA』では独立した1つのゲームモードとなった。プレイヤーキャラクター2体は自由に選択可能で、プレイヤー1人で始める場合はCPUがパートナーになる。敵キャラクターはアドン、サガット、ベガ、真・豪鬼の順に登場し、真・豪鬼を倒せばエンディングとなる。このモードではスーパーコンボゲージが常時LV3に固定されるため、スーパーコンボ・オリジナルコンボが無制限に使用可能で、このモードならではの連続技を追求できる。 『ZERO3』では一部キャラクターのCPU戦(コンピュータが対戦相手を操作するストーリーモード)で、最終ボスであるファイナルベガ戦の前にユーリ&ユーニと1対2で対戦する「逆ドラマチックバトル」と呼ばれるステージがある。またPS版と『ZERO3↑↑』以外の「ドラマチックバトルモード」での1人プレイでは、選択したキャラクターと関連のあるキャラクターがパートナーになる(例えばリュウを選べばケン、さくらを選べばかりん、サガットを選べばアドンなど)。敵キャラクターとしてV-ISMアドン、X-ISM豪鬼、S-ISMバイソン、バルログ、サガット、ファイナルベガ(バルログとサガットもS-ISMになるが、ゲージ仕様以外はZ-ISMと同じ)の順に登場する。PS版ではリュウ&ケン、ユーリ&ユーニ、同キャラクターのコンビのいずれかによるアーケードと同様のプレイか、もしくはメンバー自由選択の1戦のみとなっている。『ZERO3↑↑』ではパートナーも任意に選択でき、対戦相手はランダム5人+それまでの作品における2人目以降(X-ISM豪鬼、S-ISMバイソン、S-ISMバルログ、S-ISMサガット、ファイナルベガ)となっている。なお『ZERO3』では体力ゲージがチームのメンバーで個別となっている一方、スーパーコンボゲージは通常の仕様となった。
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