ドム試作実験機
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『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のメカニックデザイン企画「Mobile Suit Discovery」における、上記グフ試作実験機に当たる機体。 詳細は「高機動型ザクII#ドム試作実験機」を参照
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ドム試作実験機
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『Mobile Suit Discovery (MSD)』に登場。下半身は高機動試作型ザクと共通点が多い。両肩アーマーを除く腕部もザクIIと同型。頭部はグフ試作実験機と共通である。 ツィマット社は、ザクIIやグフの委託生産と並行してこれらのデータを転用し、自社でのMS開発に着手する。地上用として軽量化を図った高機動型試作機 (YMS-08A) は開発競争でグフに敗れたため、本機では重装甲化へとシフトするとともに、地上でのMSの機動力不足を解消するため脚部に熱ジェット・エンジンによるホバー推進が採用されている。 当初は地上戦用としてプロトタイプグフ系のコックピットが採用されるが、のちに宇宙仕様が製作された際にはザクIIのものに換装されている。それ以外に大きな変更はなく、サイド3宙域で機動試験のほか、ビーム・バズーカの射撃試験もおこなわれている。地上戦用であるドムが短期間で宇宙仕様のリック・ドムへの転換を実現できたのは、本機のこれら2機種によるものであるという。ほかの武装は、のちのドム・タイプが装備するヒート・サーベル。 高機動型試作機と本機で得られたデータをもとに、ツィマット社はプロトタイプドムの開発に着手する。 作中での活躍 漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島』では、試験終了後メキシコの基地の倉庫に置かれていた本機にY-02小隊のヴァシリー・ボッシュ伍長が搭乗し、ジャブロー攻略戦での降下作戦に参加。サッシャ・キッツ少尉率いるザクII部隊とともに2機のガンダムFSDと死闘を繰り広げるが、敵は命令により撤退する。ザクII用のバズーカ(漫画版『THE ORIGIN』に登場する、弾倉がバナナ型のもの)を携行し、近接戦闘時はヒート・サーベルのほか、ヒート・ホークを二刀流で使用している。
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