ドメインIIIとは? わかりやすく解説

ドメインIII(=EGF様ドメイン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 14:39 UTC 版)

ラミニン」の記事における「ドメインIII(=EGF様ドメイン)」の解説

ドメインIIIはグリシンとシステインが多いので、ペプチド鎖折れ曲がりが多い。8個のシステインを持つ約60アミノ酸繰り返し構造がある。この繰り返し構造アミノ酸配列は、EGFトランスフォーミング増殖因子αに類似しているので、EGF様ドメインとも呼ばれる 。または、「ラミニンタイプのEGF様」(laminin-type EGF-like)ドメインとも呼ばれるLE)。この「ラミニンタイプのEGF様」ドメインは、ラミニンによってコピー数が3から22多様である。マウスラミニンγ1は7番目の「ラミニンタイプのEGF様」ドメインだけがナイドジェン(nidogen)に結合する 。 ドメインIIIは全部ラミニンα鎖、β鎖、γ鎖に存在するだけでなく、他のタンパク質にも類似配列が見つかっている。遺伝子で書くと、それらは、AGRIN; ATRN; ATRNL1; CELSR1; CELSR2; CELSR3; CRELD1; HSPG2; MEGF10; MEGF12; MEGF6; MEGF8; MEGF9; NSR1; NTN1; NTN2L; NTN4; NTNG1; NTNG2; RESDA1; SCARF1; SCARF2; SREC; STAB1; USH2Aである。

※この「ドメインIII(=EGF様ドメイン)」の解説は、「ラミニン」の解説の一部です。
「ドメインIII(=EGF様ドメイン)」を含む「ラミニン」の記事については、「ラミニン」の概要を参照ください。

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