ドメインI(含・Gドメイン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 14:39 UTC 版)
「ラミニン」の記事における「ドメインI(含・Gドメイン)」の解説
α鎖のC末端側のドメインで、遺伝子で書くとLAMA1; LAMA2; LAMA3; LAMA4; LAMA5が持っている。特に重要なのは、Gドメイン(globular domain)である。Gドメインはラミニンの細胞作用に重要なドメインで、細胞接着、細胞移動、細胞内シグナル伝達、細胞分化に機能している。α鎖のC末端近くにあり、5回繰返し構造を持つ(LG 1、LG 2、・・・LG 5)。ヘパリン結合部位、細胞接着部位がある。Gドメインの二次構造はペントラキシン(pentraxin)に類似している5つのGドメインの内、LG 4とLG 5だけが、ヘパリン、硫酸化糖脂質、αジストログリカンに結合する。
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