ドシュカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 06:03 UTC 版)
「機動警察パトレイバーの登場メカ」の記事における「ドシュカ」の解説
ソビエト連邦レニングラード軍事アカデミー設計、クロンシュタット戦車工廠製造の軍用レイバーである(形式番号:L-99)。 ソビエト地上軍の次期軍用レイバー。背面に燃料タンクを配置するなど、一見してソビエト軍の装甲戦闘車両の意匠をオマージュした姿であり、事実、押井守も河森正治の評として「肢の生えたT-34」と揶揄している。四脚式のボディの上の旋回砲塔のほかに、機体最上部に銃身が伸縮するターレット式の40mm速射機関砲を装備している。火力で従来の主力レイバーを20%上回っており、事実上東側最強のレイバーと言われている。 酒田港に揚陸される際、環境テログループ「海の家」の犬走によって1機奪取され、さらにもう1機が亡命を図ったKGB高級将校イワン・イワノビッチ・イワノフスキーの手によって起動、犬走搭乗機と激しい戦闘を繰り広げて酒田港を炎上させた果てに輸送艦も撃沈してしまう。その後、泉のイングラムと犬走搭乗機が連携して亡命将校搭乗機を海に落として破壊、犬走も直後に泉に拘束される。 電装機器系が露出した際に真空管が見え、イングラムの電磁警棒の電撃を受けて回路が漏電・破損してしまうという本末転倒の事態に陥っている(ただし、それでも稼動は可能であった)。 なお、「ドシュカ」はNATOのコードネームで、本国の制式名ではないが、ここではよく使われる「ドシュカ」を記事名とした。通称のようなものとしては他国軍事関係者からは「イワン」と呼ばれるなどもしている。
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