デルタIIの打ち上げ
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「デルタ II」の記事における「デルタIIの打ち上げ」の解説
「デルタシリーズの打ち上げ一覧(英語版)」も参照 デルタIIシステムは153回使用された。2007年9月18日までに、デルタIIは75回連続で打ち上げに成功した。これは近代的なロケットの記録である。ツィクロン 2(現在は引退済み)に次いで、信頼性が高いシステムであり、2007年には8機が打ち上げられた。しかしながら、デルタIIシステムにも常に完全な打上げするわけではない。Koreasat-1の打ち上げは部分的に失敗で、ロケットが衛星を予定外の軌道に投入したが、衛星本体のエンジンで予定した軌道への投入に成功した。 他の失敗として、1997年1月17日、デルタII7925は最初のGPS衛星ブロックIIRを搭載して打ち上げられた。GPS IIR-1は打ち上げてから13秒後に爆発して炎上し、その破片はケープカナベラル空軍基地の第17射場全体に降り注いだ。負傷者は無く、射場も深刻な破壊は無かったが、複数の車両が破壊され、建物が損傷した。これは後に、補助ロケットにおける"17フィートの亀裂"が原因だったとの結論が出た。
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