デュエル アサルトシュラウド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/26 04:52 UTC 版)
「デュエルガンダム」の記事における「デュエル アサルトシュラウド」の解説
ザフトが開発していた、第1世代MS用強化パーツである「アサルトシュラウド」をデュエル用に再設計し、装備した形態。第11話で損傷したデュエルの修理と並行して特注・装備されたものであり、採用にはイザークの意向が汲み取られている。「シュラウド」とは「死体を包む布」を意味する。 通常の部材で造られているものなのでPS装甲のような革新的堅牢性は無いが、バイタルパートに装甲が追加されているため、機体の防御力は向上。装甲厚自体は向上したため、それを生かした強襲戦能力も増強されている。また、バックパック及び脚部に追加された高出力スラスターによる宇宙戦での機動性と、それぞれの肩部に追加されたレールガンとミサイルによって火力を高められており、本装備は火力と推進力の向上を主眼に置いたユニットと言える。同時に総重量が100トン近くにもなるため、重力下における活動は制限される。なお、戦闘中でもパイロットの操作による任意の排除が可能。大戦後期には地球軍が本機を参考として、同コンセプトの強化装甲「フォルテストラ」を開発した。 115mmレールガン シヴァ アサルトシュラウド右肩部装甲に設置されたレールガン。速射性に優れ、実体弾を電磁力で射出する装備だが、プラズマの投射も可能。非PS装甲のMSに対しては絶大な威力を発揮する装備。名称はインド神話における破壊神・シヴァに由来する。 元々はジン用の追加武装として試験的にクルーゼ隊へ搬入されていた装備であるが、デュエルへ搭載された。そのため肩部から取り外して手持ちで使用する事も可能。採用には、ヘリオポリス襲撃時に奪取できなかったゲイボルグの機能補完も加味されている。この装備は量産化も視野に入れられていたが、GAT-X強奪に伴うビーム兵器の導入によって見送られ、のちにフリーダムに搭載されるクスィフィアスの技術的な礎となった。 220mm径5連装ミサイルポッド アサルトシュラウド左肩部装甲内に格納されたミサイルポッド。レールガンとミサイルポッドを併用した装備構成は、バスターを参考にしたものである。
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