デイタイムランニングライト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 15:33 UTC 版)
「昼間点灯」の記事における「デイタイムランニングライト」の解説
デイタイムランニングライト (Daytime Running Light)(以下DRL)は、フロントヘッドライトに内蔵または付近に別体として設置する。フロントの当該部分のみが点灯し、基本的にテールランプやナンバー灯などは連動していないが、2017年頃以降は連動している例もある。発光ダイオード (LED) を採用することが多く、ヨーロッパでは2011年から義務化されており、日本車ではレクサスが搭載していたが、保安基準に適合せずDRLはポジションランプとして減光で点灯して消灯可能であった。2016年10月に保安基準が改正されて昼間走行灯として認められた。 アウディジャパンは2017年8月10日から8月以降に出荷される全車種にDRLを標準で搭載すると発表した。日本でDRLを標準装備するのはアウディが初めてである。BMWジャパンも8月31日に、今後販売する全てのBMWモデルにDRLを標準装備すると発表し、日本国内で全車標準化はアウディに続いて2例目となる。 アウディジャパンが日本向けに設定したDRLはリヤスモールライトと番号表示灯の点灯も含まれ、昼間時に自車の存在を強調する目的としては輝度が低く装飾的要素が大きい。BMWジャパンとボルボジャパンは、認可前に登録した車両も車両コンピュータのシステムを更新して認可照度に対応している。アウディジャパンを含むフォルクスワーゲングループジャパンは、認可前登録車両はユーザーが車両データを書換えてEU基準DRL点灯している車両も、従来通り消灯処置すると公表している。/
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