チャパティとは? わかりやすく解説

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チャパティ【chapati】

読み方:ちゃぱてぃ

サンスクリット語から》インドから中近東にかけて食される焼きパン小麦粉に塩を加えてこね、発酵させずに円盤状にして鉄板上で焼いたもの。


チャパティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/03 02:44 UTC 版)

チャパティ
アローマターと一緒に提供されたチャパティ
別名 ロティ、ロトリ
発祥地 インド亜大陸
地域 南アジア中央アジア東南アジア東アフリカ
主な材料 穀粉
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チャパティ
チャパティを焼く少女[1]

チャパティチャパーティー英語: Chapatiウルドゥー語: چپاتی‎、 ヒンディー語: चपाती)は、インドパキスタンバングラデシュアフガニスタンにおけるパンの一つ。南アジアからの移民の影響で、東アフリカにも普及している。ロティの一種。

概要

直径12cm程の円形で、薄いクレープのような形状をしている。アーター英語版आटा)と呼ばれる全粒粉と水を捏ねて生地を作り、発酵させずに十数分ほどの短時間休ませ、薄い円形にのばして焼いたものである。タワー英語版तवा)という円形の鉄板などで焼いてから、直火で焼くと膨らむ。タワーはフライパンで代用、直火焼きは一般的なガスコンロで可能である。

また、薄い円形にのばしたチャパティの生地を油で揚げたものはプーリーपूरी)、同じ生地に油を塗って折り畳むことを繰り返し、薄くのばしてから焼いたり、茹でたジャガイモなどの野菜や刻んだ青唐辛子などスパイスを混ぜてから少量の油で焼いたものはパラーターपराठा)という。

欧米や日本ではカレーなどのインド料理に付くパンとしてはナンが良く知られている。ナンは生地をタンドールतन्दूर)の内側に張り付けて焼くが、大きなタンドールを持つ家庭は少ないうえ、精製した小麦粉を用いるため、高級品とされている。少しの燃料とタワーがあればすぐに焼けるチャパティの方が一般的である。屋外に器具と粉、水を携行し、出先で燃料を集めればどこでも焼きたてのチャパティを食べられるので遊牧民の生活にも適している。

粉と水を混ぜて捏ね平たく伸ばして焼くだけという簡単なものなので、同様なものは世界各地にある。

近年は日本のインド料理店でも供する事が多くなった。屋台やそれに類する小規模店舗では、タンドールの設備が無いため、チャパティを供する場合が多い。逆に大きな店舗で、既に大きなタンドールがある場合においては、ナンを焼くほうが簡単であるため、未精製の小麦粉を材料に用い、ナンの調理法を採用して、チャパティと称する例も見られる。

ギャラリー

脚注

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関連項目


チャパティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/13 03:42 UTC 版)

お憑かれさん」の記事における「チャパティ」の解説

人間年齢でいうと1516歳魔法の壷開けると現れる魔人

※この「チャパティ」の解説は、「お憑かれさん」の解説の一部です。
「チャパティ」を含む「お憑かれさん」の記事については、「お憑かれさん」の概要を参照ください。

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