千島雲間草
クモマグサ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/05 07:05 UTC 版)
クモマグサ(雲間草、学名:Saxifraga merkii Fisch. ex Sternb. var. idsuroei (Franch. et Sav.) Engl. ex Matsum.[1])は、ユキノシタ科ユキノシタ属に分類される小形の耐寒性多年草の高山植物の1種[2][3][4][5][6][7][8]。変種名のidsuroeiは伊藤圭介の子伊藤謙を意味する[8]。和名は雲が往来する高山に生えることに由来する。ユキノシタ科で寒さに強く、雪の間から花をのぞかせる事から雪を雲に見立てたのが由来。[3][5][6]。チシマイワブキ属(Micranthes)として分類されることもある[9]。
- ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2012年5月12日). “クモマグサ”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年12月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g 豊国 (1988)、398頁
- ^ a b c d e f g h 林 (2009)、423頁
- ^ a b c d e f g 清水 (2014)、155頁
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 佐竹 (1982)、169頁
- ^ a b c d e f g h i 小野 (1987)、478頁
- ^ a b c d e 久保田 (2007)、158頁
- ^ a b c d e f g 前沢 (1970)、88頁
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2012年5月12日). “クモマグサ”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年12月18日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2012年5月12日). “チシマクモマグサ”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年12月18日閲覧。
- ^ “環境省レッドリスト2020の公表について”. 環境省 (2020年3月27日). 2023年12月18日閲覧。
- ^ “長野県版レッドリスト(植物編)2014・維管束植物” (PDF). 長野県. pp. 8. 2023年12月18日閲覧。
- 1 クモマグサとは
- 2 クモマグサの概要
- 3 チシマクモマグサ
- 4 外部リンク
チシマクモマグサ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/28 16:16 UTC 版)
チシマクモマグサ(千島雲間草、学名:Saxifraga merkii)は、クモマグサの母種。北東アジア、日本の北海道の高山帯に分布する。花期は7-8月。本州のクモマグサとの違いは、葉の先が浅く3裂しないこと。
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