チクゴイズミとは? わかりやすく解説

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チクゴイズミ【チクゴイズミ】(食用作物)

登録番号 第4830号
登録年月日 1996年 1月 19日
農林水産植物の種類 小麦
登録品種の名称及びその読み チクゴイズミ
 よみ:チクゴイズミ
品種登録の有効期限 15 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
品種登録者の住所 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1
登録品種の育成をした者の氏名 谷口義則 藤田雅也 氏原和人 吉川
登録品種の植物体の特性の概要
 この品種は,「関東107 号」に「アサカゼコムギ」を交配して育成され固定品種であり,育成地(福岡県筑後市)における成熟期はやや早,枯れ熟れ障害強く赤さび抵抗性がやや強い多収品種である。  叢性はやや直立開閉は開である。稈長はやや短,稈の細太はやや太,剛柔はやや剛,ワックス多少葉色及び葉鞘ワックス多少は中,葉身下垂度はやや大,フレッケン有無多少極少である。穂型は紡錘状,穂長,粒着の粗密及びワックス多少は中,穂の抽出度はやや長,有無多少はやや多,長はやや長,ふの色は淡黄である。粒の形はやや円,大小及び千粒重はやや大,粒の色は赤褐,原麦粒の見かけ品質は中の上である。播性の程度出穂期及び成熟期はやや早,穂発芽性は難,脱粒性はやや易,耐倒伏性はやや強,収量性は多,粒の硬軟はやや軟である。粒質は粉状質,製粉歩留は中,ミリングスコアはやや高,60% 粉粗蛋白質含有率は中,粉の白さはやや低,明るさは中,色づきはやや高,吸水率は中,最高粘度は大,縮病抵抗性は強,赤かび病抵抗性は中,うどんこ病抵抗性はやや弱,赤さび抵抗性はやや強である。  「アサカゼコムギ」と比較してフレッケン有無多少少ないこと,粉の白さが低いこと,最高粘度大きいこと,赤さび抵抗性が強いこと等で,「シロガネムギ」と比較して,粒の色が赤褐であること,粉の白さが低いこと,最高粘度大きいこと,赤さび抵抗性が強いこと等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
 この品種は,九州農業試験場福岡県筑後市)において,昭和61年に「関東107 号」に「アサカゼコムギ」を交配し世代促進栽培による雑種第1代養成するとともに雑種第2代個体選抜行い以後系統育種法により選抜育成され固定品種である。62年から生産力検定予備試験及び特性検定試験63年から系統適応性検定試験平成2年以降西海171 号」の系統名生産力検定試験等の調査行い,その特性を確認して育成完了した4年雑種第9代である。




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