チクマッシュH-100【チクマッシュH-100】(きのこ類)
登録番号 | 第11581号 | |
登録年月日 | 2003年 11月 18日 | |
農林水産植物の種類 | ぶなしめじ | |
登録品種の名称及びその読み | チクマッシュH-100 よみ:チクマッシュH-100 | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社千曲化成 | |
品種登録者の住所 | 長野県埴科郡戸倉町大字内川1101番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 唐木田郁夫、竹内和弘、森本尚則 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に長野県産の野生種を交配して育成されたものであり、菌さん中央部が灰茶色で、菌柄の形が細長の施設栽培向きの品種である。菌さんの大きさは中、断面は丸山形、中央部の色は灰茶色、周縁部の色は灰黄色、肉の厚さはかなり薄い、肉質は軟である。斑紋の多少は多、大小は小、分布の状態は中央部、明瞭度は不明瞭である。菌しゅうの色は黄白色、並び方は正常、幅及び密度は普通である。菌柄の長さはやや短、菌さんへのつき方は偏心生、形は細長、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は1.5~2.0である。菌かき後の最適温度における子実体収穫までの期間は20~25日である。子実体の発生型は株状型、収量は121g以上/瓶、有効茎本数は41本以上である。「H-4」と比較して、菌さんの断面が丸山形であること、菌さんの肉質が軟らかいこと等で、「宝の華M-8171」と比較して、菌しゅうの並び方が正常であること等で区別性が認められる。なお、「H-4」及び「宝の華M-8171」との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者の施設(長野県埴科郡戸倉町)において、出願者所有の育成系統に長野県産の野生種を交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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