チェンマイピンク No.19【チェンマイピンク NO.19】(草花類)
登録番号 | 第6241号 | |
登録年月日 | 1998年 3月 13日 | |
農林水産植物の種類 | デンドロビウム | |
登録品種の名称及びその読み | チェンマイピンク No.19 よみ:チェンマイピンク NO.19 | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 3月 14日 | |
品種登録者の名称 | 豊明花き株式会社 | |
品種登録者の住所 | 愛知県豊明市阿野町三本木121番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 永田昭彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「トミードレーク」に「K.B.ホワイト」を交配して育成されたものであり,花はセパル及びペタルが紫白の地色に鮮紫ピンクのぼかしが入り,リップが紫白の地色に明赤味紫のぼかし及び楔が入る中型種である。 草型の大きさは中,草姿は立型である。ぎ球茎の正面の形は狭長方形,横断面の形は扁円形,高さは20~35㎝,長径は11~20㎜である。葉の全体の形は線状長楕円形,先端の形は不等鋭形,横断面の形はⅡ型(浅いV字),長さは121~150㎜,幅は41~50㎜,表面の色は緑,葉数は4~6枚である。優先着花部位はⅠ型,花序は総状,1花茎の花数は11~20,太さは4.1~5.0㎜,長さは251~350㎜である。花の咲き方は反転・平咲き,横径及び縦径は61~80㎜,ドーサル・セパル正面の形は長楕円形,先端の形は微突形,反転の方向は外反転,ラテラル・セパル正面の形は長楕円状披針形,先端の形は微突形,反転の方向は平,ペタル正面の形は広卵形,先端の形は微突形,反転の方向は外反転である。リップ正面形の複雑性は単純型,単純型の正面の形はⅠ型,先端の形はⅢ型である。花色はセパル及びペタルは地色が紫白(JHS カラーチャート8901)で鮮紫ピンク(同8904)のぼかしが入り,リップは地色が紫白(同8901)で明赤味紫(同8905)のぼかし及び楔が入る。花の香りは無,開花期は秋である。 「エカポール ビックパンダ」と比較して,ドーサル・セパル正面の形が長楕円形であること,ペタル内側の複色部の色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成2年に出願者の委託ほ場(タイ王国)において,「トミードレーク」に「K.B.ホワイト」を交配して得られた実生の開花株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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