タム9500形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/15 04:00 UTC 版)
「国鉄タム8700形貨車」の記事における「タム9500形」の解説
ヨンサントオ(1968年(昭和43年)10月1日ダイヤ改正)により私有二軸貨車の新規製作が禁止されたため、タム8700形の増備も不可能となった。そこで生まれたのがタム9500形である。1971年(昭和46年)3月3日から1974年(昭和49年)3月18日にかけて3ロット3両が製作された。 所有者は全車東洋曹達工業であり、常備駅は周防富田駅(その後1980年(昭和55年)10月1日新南陽駅に改名)であった。 全長は10,000mm、全幅は2,420mm、全高は3,510mm、台車中心間距離は5,900mm、実容積は13.2m3、自重は14.5t、換算両数は積車3.0、空車1.4である。台車はベッテンドルフ式のTR41D-8であった。 1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には2両(タム9501 - タム9502)がJR貨物に継承されたが、1995年(平成7年)1月に廃車となり同時に形式消滅となったが、現車は1989年頃に姿を消している。
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