タム9000形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 06:41 UTC 版)
「国鉄タサ5700形貨車」の記事における「タム9000形」の解説
タム9000形は、LPガス専用の15t積タンク車として1966年(昭和41年)12月12日に1両(タム9000)のみが日本車輌製造にて製作された。 所有者は石油荷役でありその常備駅は塩釜線の塩釜埠頭駅であった。 ドームレス直円筒型のタンク体は、高張力鋼(HT60、HT55)製で荷役方式はタンク上部にある弁からの上入れ、上出し式である。 塗色はねずみ色1号であり、全長は13,900mm、全幅は2,500mm、全高は3,817mm、台車中心間距離は9,600mm、実容積は35.5m3、自重は23.3t、換算両数は積車4.0、空車2.2、最高運転速度は75km/h、台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。 1981年(昭和56年)8月18日に廃車となり同時に形式消滅となった。
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