タム9200形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/05 03:48 UTC 版)
「国鉄タム500形貨車」の記事における「タム9200形」の解説
15t積の石油類専用(除ガソリン)二軸タンク貨車(私有貨車)。1967年(昭和42年)9月29日に1両(タム9200)が川崎車輛にて製作された。C重油など高比重・高粘度の油種を輸送するための車両であり、タンク内部には蒸気加熱管、タンク端の鏡板には大型の点検蓋を持つ。積込口のドームは廃止された。 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「燃31」(燃焼性の物質、引火性液体、危険性度合2(中))が標記された。 全長は8,300mm、全高は3,512mm、自重は10.6t、換算両数は積車2.6、空車1.0であった。 共同石油が所有し、神奈川臨海鉄道水江線の水江町駅を常備駅として運用された。 1999年(平成11年)8月に廃車となり、同時に形式消滅となったが、現車は1997年に姿を消している。
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