高見甘早生とは? わかりやすく解説

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高見甘早生【タカミアマワセ】(果樹)

登録番号 5550
登録年月日 1997年 3月 19日
農林水産植物の種類 くり
登録品種の名称及びその読み 高見甘早生
 よみ:タカミアマワセ
品種登録の有効期限 18 年
育成者権の消滅 2000年 3月 21日
品種登録者の名称 株式会社山陽農園
品種登録者の住所 岡山県赤磐郡山陽町五日市215
登録品種の育成をした者の氏名 高見良男
登録品種の植物体の特性の概要
 この品種は,育成者ほ場播種した購入種子から発生した偶発実生であり,きゅう果の形が扁球果実大きさがやや大,果皮の色暗褐色育成地(岡山県和気郡佐伯町)において9月中旬成熟するやや早生種である。 姿は直立大きさは大,樹勢は強,長さは長,太さはやや太,色は黄褐,皮目の形はやや扁円,大きさは小である。葉身の形楕円披針形上部の形はのぎ形,基部の形は鋭形鋸歯の形はやや針形大きさは大,毛じの多少は中,葉柄長さは短,葉柄率は小,雄花穂の姿勢中間である。きゅう果の形は扁球大きさはやや大,きゅう肉の厚さはやや厚,きゅう梗の長さは中,太さはやや太,とげの長さは短,密度は密である。側果側面の形は扁円,横面の形は半円,中果側面の形は扁平横面の形はてい形,底面の形はく形,果実大きさはやや大,果皮の色は暗褐,座の大きさはやや小,接線の形は湾,果皮の毛じの多少はやや多,果肉の色は淡黄肉質はやや粘質,甘みは多である。開花期は中,成熟期はやや早,双子果の多少は少,裂果多少は多,果皮剥皮難易は中,蒸くりの渋皮剥皮難易はやや易である。  「利平」と比較しての毛じが少ないこと,葉柄長さが短いこと,きゅう肉の厚さが薄いこと,とげの長さが短いこと,果皮の色が暗褐であること等で,「丹沢」と比較しての毛じが多いこと,葉柄が短いこと,側果側面の形が扁円であること,果皮の色が暗褐であること等で,「倉方」と比較して果皮の色が暗褐であること,成熟期早いこと等で,「戸田早生」と比較して鋸歯の形がやや針形であること,果皮の色が暗褐であること等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
 この品種は,育成者ほ場岡山県和気郡佐伯町)において,昭和55年購入したくりの種子品種名不明)を播種して,この実生台に「中川系)」を接ぎ木したが,接ぎ穂2年後枯死し伸長した台木果実が他と異なることを発見したもので,平成4年から高接ぎ及び挿し木増殖をはかるとともに特性の調査確認行って育成完了したのである





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