セイアドルフ【セイアドルフ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11012号 |
登録年月日 | 2003年 2月 20日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイアドルフ よみ:セイアドルフ |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 2月 21日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、ピンク色円筒形花房の系統に同系統混合花粉を交配して育成されたものであり、花は明赤味紫色の中輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はかなり高である。茎の太さは中、色は緑、強さは弱、中空の程度は小、摘心後の分枝性は多、側らいの発生程度は中、節間長はやや長である。葉身長は長、葉幅はやや広、葉の縦横比はやや大、葉柄の長さは短、一次欠刻、表面の色、裏面の色及び毛じの多少は中、光沢度は弱、厚さは中、硬さは硬、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円筒形、花の大きさは中、厚みは低、舌状花の重ねは2~4列、舌状花数はかなり少である。管状花部の直径はやや小、管状花数は中、分布は集中、長さは中である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや小、幅は中、外花弁の表面の色は明赤味紫(JHS カラーチャート8905)、裏面の色は紫ピンク(同8903)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花盤の色は黄緑、花たくの形は平らな円錐状、大きさ及び総ほうの大きさはかなり小、花首の太さは細、長さは極短、生態分類型は秋ギク、到花週数は8~9週である。「セイロザリオ」と比較して、外花弁の裏面の色が紫ピンクであること、花たくの形が平らな円錐状であること等で、「セイニック」と比較して、外花弁の表面の色が明赤味紫であること、花たくの形が平らな円錐状であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、ピンク色円筒形花房の系統に同系統混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- セイアドルフのページへのリンク