セイアモーレ【セイアモーレ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第12466号 |
登録年月日 | 2004年 12月 8日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイアモーレ よみ:セイアモーレ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ピーター」に夏秋系スプレイギクを交配して育成されたものであり、花は淡黄橙色のやや小輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さはやや細、色は緑、強さはやや強、中空の程度は小、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度はやや多、節間長はやや長である。葉身長は中、葉幅はやや広、葉の縦横比はやや小、葉柄の長さはやや短、葉の基部の形は凹、一次欠刻は深、葉裂片縁部の重なりの程度は重なる、表面の色は中、裏面の色はやや淡、毛じの多少はやや少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは小、分布状態は主として両側に付着する。花房の形は円錐形、花の大きさはやや小、厚みはやや低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数はかなり少である。管状花部の直径は小、管状花数はやや多、分布は集中、長さは小である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さは小、幅は中、外花弁の表面の色は淡黄橙(JHS カラーチャート1902)、裏面の色は淡橙黄(同2202)で基部が淡黄(同2503)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花盤の色は黄緑、花たくの形は盛り上がった円錐状、大きさ及び総ほうの大きさはかなり小、花首の太さはかなり細、長さはかなり短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は早である。「セイリズム」と比較して、たく葉の形が2深裂であること、外花弁表面の色が淡黄橙色であること等で、「セイコール」と比較して、葉の基部の形が凹であること、外花弁表面の色が淡黄橙色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「ピーター」に夏秋系スプレイギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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